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サラダドレッシングの話

サラダドレッシングの話

最近 、健康志向になったわけじゃないのですが
野菜を食べるようになりました。

もちろん、普段から食べてはいたのですが
サラダを自分から進んで食べるようになったのは
最近の話です。

近所の西友で、すでにカットされたサラダ用の
キャベツを買い、ドレッシングもそのまま買う
と言う感じです。

そこで、サラダにあうドレッシングを選ぶように
なり、いろいろ試してみました。

一番のお気に入りは、キューピーの明太子味の
ドレッシングです。

明太子の辛さがキャベツにあうんですよ、これが。

胡麻味のドレッシングもよかったんですが
後味に残る甘さが気になってしまいます。

ドレッシングと言えば、思い出す事があります。

アメリカで働いていた時の話です。
ネブラスカの大学で働いていた私には
二人の日本人女性の同僚がいました。

私達のオフィスにはそれぞれ個人のスペースが
あり、共用で使用できる冷蔵庫が置いてありまし
た。

その冷蔵庫に、女性スタッフが持って来ていた
日本のサラダドレッシングが置いてありました。

女性スタッフの一人が、わざわざ日本の実家から
送ってもらったという貴重なドレッシングでした。

なぜ、たかだか日本のサラダドレッシングが
貴重かと言うと、私達のオフィスがあった場所
には、日本食材を売っている店がなく、
日本食材を手に入れる為には、わざわざ二時間先の
州都リンカーンまで行かないといけなかったので
す。

その女性スタッフも昼ご飯に、大切にドレッシング
を使っていました。

ごくたまに、私もサラダを昼ご飯に持って行った
時には、許可を得てチョビッとだけ使わせて
頂いていました。

その女性が出張で、オフィスからいなくなる時は
決まって、「Fさん!(私の名前)、ナイショで
ドレッシングを使わないで下さいよ!!」と、
いちいち警告を告げていなくなるのでした。

私は「へいへい」と、一応わかったふりをします。
使うな!と言われると、使いたくなるのが人の情
ってもんです。

さすがにドバーッと使うとバレてしまうので、
ちょっぴりその貴重なドレッシングを拝借しま
した。

決してバレないだろうと思うのですが、なぜか
彼女がオフィスに戻るとバレてしまうのです。

「Fさん!ドレッシング使ったでしょう!!」
私は当然しらを通します。「えー、使ってないよ」
と。

どうしてバレたのか?いつも不思議に思っていたら
どうやら彼女は定規でドレッシングの量を
測っていたようなんです。

今となっては笑える思い出話ですが、そのくらい
あのネブラスカでの生活は日本食に飢えていましたね。

ネブラスカ州カーニーでの出来事でした。