STUDIO F+のPhoto Blog

デジタル映像スタジオSTUDIO F+の写真専門ブログです

A Otaku Guy from America アメリカから来たオタク

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2006年にSTUDIO F+が製作した短編ドキュメンタリー映画
「A Otaku Guy from America アメリカから来たオタク」。

この作品は、STUDIO F+の記念すべき第一作目なんです。

2007年川崎ショートフィルムフェスティバルで
入選したこの作品は、アメリカから日本に
やって来たアメリカ人の友人を主人公に撮影を
行ったドキュメンタリー作品です。

彼の名前はエイドリアン・ロザーノ。
そして彼は自称、「リアル・オタク」。

つまり「ホンモノのオタク」なんです。

私がエイドリアンと初めて出会ったのは、仕事で
出張していたカリフォルニアでした。

エイドリアンと会って話題になったのが、日本のアニメ「時空要塞マクロス」でした。

マクロスって、アメリカじゃあ『ロボテック』
って言うんだ」と、エイドリアンは話し始めたの
です。

そこから二時間・・・・エイドリアンは
いかに自分が日本のアニメや怪獣ものが好きかを
語り続けたのでした。

それからー
日本に仕事のためにやってきたエイドリアンと再会。

相変わらずの「オタクっぷり」を発揮し、
エイドリアンは秋葉原を堂々と散策し続けたのです。

しかも、当時はアキバの「メイドカフェ」が
ブームになり始めていた時期で、エイドリアンは
「@ホームカフェ」で働いていたメイドの
「リンゴ」ちゃんのファンになってしまうのです!!

ちなみに、エイドリアンは日本語が話せないため、
通訳として同行したのは私でした。

憧れの「リンゴ」ちゃんを前にしたエイドリアンと
きたら・・・デレデレでしたね。

そんなこんなで、エイドリアンを主役に映画を
撮影しよう!!と、ビデオカメラ一台で三脚なしの
撮影を約1ヶ月行って、完成させたのがこの映画
でした。

日本では「オタク」と言えば、暗いイメージが
つきまといますが、アメリカ人オタクの
エイドリアンは実に明るいキャラなんです。

しかも、彼は自分が「オタク」である事を
誇りに思っていたりして。

この辺のギャップと、外国人から見た日本の
ポップカルチャーインパクトを描きたいという
思いがありましたね。

機会があったら是非、観て頂きたいです。
ただし、肖像権等の問題で、2006年の完全版は
もうお見せする事はないと思います。

来月までにはYouTubeの私の予告編ページにて
アメリカから来たオタク」の予告編を流す
予定です。お楽しみに。