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映画 TENET テネットを観た

クリストファーノーラン監督作
「TENET」テネットを観ました

 

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TENET テネット

 

う〜ん、この映画はハズレでしたね

 

ノーラン監督作品は全部観ていますが

前作の「ダンケルク」(Dunkirk 2017)と

プレステージ」(The Prestige 2006)の

2作品も面白くなかったなぁと

 

私がノーラン監督作品が好きな理由は

「原因と結果」という当たり前なことが

映画のストーリーに明確に描かれている点

 

日本ではあまりヒットしなかった映画

インソムニア」(Insominia 2002)や

バットマンビギンズ」(Battman Begins 2005)

は好きな作品で、映画館に3回以上観に行きました

 

また近年では

ダークナイト」(The Dark Knight 2008)

インセプション」(Inception 2010)

インターステラー」(Interstellar 2014)

これらも映画館で3回は観ましたね

 

ある理由や原因があって、その結果こうなる

主人公の目的には明確な理由があり

その行動により結果が生じる

 

しかし

今回の「テネット」(TENET 2020)は

主人公がDVを受けていた女性を救う理由が

ひとつも見当たらないんです

 

なので難解映画だとか言われていますが

「テネット」は単なる逆回転ムービーだとしか

思えなかったうえ、主人公に感情移入全くできず

終了してしまいました

 

確かに

逆回転している映像と正転している映像が

同時に見ることができるなんて

映画や映像の世界でしかできないことを

ノーラン監督はやってのけたわけですが

 

ノーラン監督が単独で書いたであろう

脚本には大きな抜けアナがあったと

言わざるおえない

 

007のような「スパイ映画」であるのは

承知の上ではありますが、007と同じような

ジレンマを抱えた作品でもあると感じました

 

それは

米ソ冷戦時代が終わり

007ことジェームズボンドの最大の敵だった

ソ連がなくなり、それ以降、

ボンドの強大な敵を作ることが

なかなか上手くいかなかったように

 

「テネット」でも核ミサイルをめぐる攻防が

正転、逆転の2つの映像で見られるのですが

その鍵を握る男、アンドレイ・セイター

ケネス・ブラナー)がただのDV夫にしか見えない

スケールがものすご〜く小さい敵なんです

 

しかも

悪党セイターの基地はなんと!

海上に浮かぶ豪華なクルーズ船!!

 

映画を見ていて

途中からストーリーなんてどうでもよくなりました

 

まだ「インセプション」の方が

説得力あったなぁと思います

 

IMAXシアターで見ましたが

耳鳴りがするほどの重低音が響き

迫力は満点ではありましたし

 

逆回転している世界の音が

ニョロニョロ逆回転しているような音で

不思議な感覚にはなるのですが

 

主人公に感情移入できない映画は

やはり見ていてツライ

 

今回は

映画館に1回行くだけで十分な内容でした

 

ノーラン監督の大風呂敷を広げた

次回作に期待をしたいと思います

 

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