ディープ・スペクター氏の視点
新作ショートフィルムの撮影もほぼ順調に進んでいます。
前回ブログに書いた、Appleの最新映像編集ソフトFinal Cut Pro Xも触ってみました。
やはり、iMovieを触っている感じなんですが、HD素材がものすごく早く画面上で動かせるのには驚きました。
かれこれ3年前に製作したドキュメンタリー「映画館物語2007-2008」の時は、
Core2duo搭載のWindowsマシンにAdobeのCS3プレミアでHD素材を編集したときは大変でした。
まずプレビューがスムーズに動かない。そして、エフェクトをかけると物凄く時間がかかる。
そして、何よりも問題だったのが書き出しで、何時間も当たり前にかかっていたのでした。
それがー
ここ数年の間に、HD素材が昔のSD素材並みの早さで編集できるようになってしまうなんて…
テクノロジーの進歩に改めて驚きます。
さてさて、そんな話はおいといて、日刊サイゾーの記事からディープ・スペクター氏のインタビュー記事が印象に残ったので、書きたいと思います。
「なぜ日本には24時間ニュースがないのか?」http://www.cyzo.com/2011/06/post_7686.html
と言う記事でした。
私もアメリカから日本に帰って来て、ずっと疑問に思っていたのが、日本にはなぜ24時間放送のニュースがないのだろう?と言う事でした。
この疑問に、ディープ・スペクター氏は明確な回答をしていました。
簡単にまとめると、文化の違いと、独自取材にもとづいた24時間ニュースをするには莫大なお金がかかる事が原因ではないだろうか、と言う事でした。
スペクター氏は、「これだけテレビ文化が成熟してる国なのに、24時間ニュース局がないなんて不思議なんです。ラジオでさえやってないんだから。」と語っています。
おそらくですが、日本のテレビ文化は成熟しているのにも関わらず、報道、マスコミは未成熟であるような気がします。
日本にもアメリカのCNNのような24時間ニュースチャンネルが欲しいですね。