つい先日、アメリカ大統領選がありました。
オバマ大統領と共和党のロムニー氏のデッドヒートと言うニュースのなか、結局はオバマ大統領の勝利、再選が決まりました。
個人的にオバマ大統領を応援していたので、喜ばしい事でした。
ニューズウィークの記事で次のような記事がありました。
「ロムニー氏に投票した88%が白人だった」
http://m.newsweekjapan.jp/stories/us/2012/11/88.php
確かに、大統領選中に映し出されたロムニー陣営の映像には、ほぼ90%近くが白人の有権者たちばかりでした。
これは何を意味するのかと考えたときに、今でもアメリカでは根強い人種差別問題があり、アメリカの政治、経済などの中枢にいるのは白人がメインであると言うこと。
また、今回、ロムニー氏が負けた原因にもなった、白人以外のマイノリティーの人達の政治的な発言力が強くなってきていると言うことが考えられると思います。
また、オバマ大統領が富裕層の減税政策を打ち切る方針を発表しましたね。
わずか1%の大金持ちがアメリカに集中していて、政治や経済に影響力を持ち、権力と結びついている現状を考えると、オバマ大統領の決断は勇気がいる事だったと思います。
お金持ちである事は悪い事ではない。
ただし、今の時代、お金持ちが権力と結びついて、自分たちの都合のいいように政治、経済をコントロールしようとする事はかなり問題だと考えます。
オバマ大統領の二期目の政治手腕はいかに? 注目してみています。