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コーエン兄弟最新作「Inside Llewyn Davis」(2013 予告編)


Inside Llewyn Davis - Official Trailer #1 [HD]: The Coen Bros, Oscar Isaac and Justin Timberlake

バートン・フィンク」「ノーカントリー」のコーエン兄弟監督最新作の予告編です。

タイトルは「Inside Llewyn Davis」、主演に「Sucker Punch」でグアマテラ出身の

ネコを小脇に抱え、ギターケースを手に町をさまよい歩く主人公。
どうやら売れないフォーク・シンガーが主人公の物語のようです。

いやーコーエン兄弟の映画はいいですね~。

私がSTUDIO F+として映画を作り始めたのは、ジョージ・ルーカスの「Star Wars」(1977)
を映画館で父親と小学生の頃に観たのがきっかけでした。

年を重ねて、私が観たい!映画ってすごいなぁ!と思うのは、コーエン兄弟の映画を
観たからなんです。

ノーカントリー」(原題 No Country for Old man 2007年)を池袋の文芸座で
観た時も、殺し屋アントン・シガーがゆっくり停車した車に近づくシーンを観ただけで
ノックアウトをくらいました。

言葉ではなく、文字でもなく、ハデはVFXやCGでもない、映像でそのシーンを演出する。
映像で語る。
これがコーエン兄弟映画の魅力だと思います。(もちろん、大外れした映画も何本か
知ってますが・・・笑)

今回の「Inside Llewyn Davis」の予告編を見ても、一瞬だけですがネコが走る地下鉄の
窓に自分の顔が映るのを見るわずかなシーンがあります。

自主製作っぽい手法を、今でもコーエン兄弟は使っていたりするところもたまりません。

現在、カンヌ国際映画祭の評価では高評価とのことですが、賞をとろうがとるまいが
映画館で観たい作品です。