映画版銀河鉄道999をフィルム上映で観る

松本零士原作の映画版「銀河鉄道999」を観に行ってきました。

柏にあるキネマ旬報シアターで開催中の70年代傑作邦画特集という上映で、

35mmフィルム上映でした。

公開が1979年８月4日なので、私が９歳の時に映画館で観たことになります。

公開当時、テレビアニメ版の銀河鉄道999の星野鉄郎が、映画版ではかなり

カッコよくなっていることが話題に。

おまけにテレビシリーズ「西遊記」の主題歌「モンキーマジック」で

一躍ヒットを飛ばし続けていたゴダイゴが、映画版で挿入曲と

エンディングテーマを歌っていたという。

小学生当時の私には衝撃的な作品でした。

SF映画スターウォーズは、実写映画として衝撃を受けた作品でしたが、

この銀河鉄道999はアニメ映画としてかなり衝撃と感動を受けた作品です。

（写真はキネマ旬報シアターで展示されている銀河鉄道999のスチール集）

冒頭から始まり、機械伯爵の人間狩り、鉄郎の母の死とメーテルとの出会い、

そして有名すぎるシーンとなったラストのメーテルと鉄郎のキスシーンなどなど

映画館で銀河鉄道999を見たのは、実に37年ぶりとなりました。

小学生の時に見た印象と、大人になって改めて見た印象はかなり違うものでしたが、

ラストシーンまで涙、涙でスクリーンを観ていました。

いや〜当時も今も、日本のアニメはすごいパワーがあったんだなぁと

今更ながら感心しながら、キネマ旬報シアターを後にしたのでした。

一部上映時間では、音量を上げた特別上映もあるようなので、

今一度、フィルム版で銀河鉄道999を見たい方は、お早めにどうぞ。

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