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映画「コクソン 哭声」

ただいま上映中の話題作、韓国映画「コクソン 哭声」を観てきました。

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数多くの映画館がある東京なんですが、現在たったの2館のみが公開中。
新宿にあるシネマート新宿には大勢のお客が詰めかけているという状態らしく、
「コクソン」を上映できた映画館はラッキーだったのかもしれません。

どこにでもある韓国映画じゃないのが、このナホンジン監督の手がけた
「コクソン」という映画。

私もシネマート新宿で、ほぼ満席の中、鑑賞してきました。
ネタバレありきで話をするので、映画を観る予定の人は見ない方がいいかも。

一言で「コクソン」の感想を言うとするなら、観客を煙に巻いた
ナホンジン監督によるトリック満載の映画だと言うことですね。

どうやらナホンジン監督は、キリスト教のイエス的な人物を、
國村隼さん演じる謎の日本人として描いているらしく、
冒頭から始まり、あらゆるシーンに、聖書に書かれてある
内容を再現しているようでした。

あんまり聖書については知らないんですが、ただ、悪霊だの、
祈祷師だの、ゾンビ的な死んだ人間が蘇るだの、といった
伏線が張られている内容だったため、一度観ただけでは理解に苦しむ
エヴァンゲリヲン風な作風に仕上がっていました。

それゆえか、リピーターがこの「コクソン」も多いような気がします。
あのシーンは、どう言う意味なんだろう?と、観るたびに解釈が変わると言う。

個人的には楽しめた映画ではありますが、もう少しどうにかならんものかなぁと
感じたのも事実でした。

結局は、毒キノコが原因で幻覚症状が起きることから発生した
殺人事件、もちろんその毒キノコをバラまいているのがインチキ
祈祷師だったのかも?とか、

そもそも謎の日本人は存在せず、幻覚症状がさらに幻覚を見せて、
主人公たちすら、誰が何なのかがわからなくなっているようにも
見えたりして・・・

アメリカ映画で近いと思ったのは、デビッドリンチ監督のツインピークス
かなぁと。

結末がハッキリしない映画なので、ある意味嫌いな人は苦手な映画かも
しれません。

う〜ん
なんでゾンビが出てくるのかなぁと
國村隼さん演じる日本人の役割が、特に日本人でなくてもよかったような気が・・

ただ、主人公の警官ジョング演じるクァク・ドウォンの演技といい、
國村隼さんのお芝居、そしてジョングの娘を演じた子役の女の子のお芝居といい
鬼気迫る感じが、スクリーンいっぱいに展開されるので、
不可思議な物語はこの際、どうでもいいとしても、役者陣の芝居は必見ですね。

ナホンジン監督が手がけた、自主映画「コクソン」。
そんな感じがしました。

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