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NETFLIX(ネットフリックス)オススメ映画ベスト10 その2

前回に引き続きまして、NETFLIX(ネットフリックス)オススメ映画ベスト10のうち
4位から1位までをご紹介します。


第4位 ボクらを作ったオモチャたち(原題:THE TOYS that made us)

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アメリカのオモチャにまつわるドキュメンタリーシリーズ。
エピソード1から4までと、1話45~50分の完結もの。

エピソード1の「スターウォーズ」とエピソード3の「ヒーマン」の回は
面白かったですね~

とりわけ、スターウォーズのオモチャをどの会社が一番最初に手がける
事になったのか?というエピソードは必見。
てっきりハズブローが最初かと思いきや、オハイオ州の当時小さな玩具会社、
「ケナー」が一番最初のスターウォーズ・トイを手がけていたとは。

ジョージ・ルーカスはこのドキュメンタリーへの出演拒否をしたため、
ご本人は登場しませんが、スターウォーズのおもちゃの売り上げで
今のルーカスフィルム帝国を作り上げたと言っても過言ではないわけで、
いかにスターウォーズのおもちゃが影響力を持っていたかを知ることができる
貴重なドキュメンタリーでした。



第3位 伝説のアニメーター フロイド・ノーマン
(原題:Floyd Norman: An Animated Life)
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ディズニースタジオ初の黒人アニメーター、フロイド・ノーマンの
ドキュメンタリー。

あのウォルト・ディズニーが生きている時代から、現在のディズニースタジオの
そうそうたるアニメーター達と共に活躍してきた男、フロイド・ノーマン。

ディズニーのアニメーター達にとっても、生きる伝説となっており、
ノーマンのアニメーターとしての手腕たるや、スゴイの一言。

定年退職させられても、自分にはアニメを作る以外、生きがいがないと
会社に断りもなく、ディズニースタジオをウロウロするノーマンの姿は
日本のアニメ界の巨匠、宮崎駿の姿と重なる部分がありました。
ディズニーファンだけでなく、多くのアーティストに見て欲しい一本です。



第2位 イカロス(原題:Icarus)

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ネットフリックス・オリジナル作品であり、第90回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を
受賞した作品です。

マチュア自転車選手のブライアン・フォーゲルが、自らドーピングをしたら
どのような結果を得ることができるのか?

単なる自らを実験体にしたドキュメンタリー映画のはずが、
反ドーピングの権威であったロシアのグレゴリー・ロドチェンコを巻き込んだ途端に、
国際的なドーピング問題に発展してしまうという、信じられない展開になる、

国際的なドーピング問題とは、オリンピックにおけるロシアの国家ぐるみの
ドーピング問題が暴露されてしまうというもの。

ひょうきんなグレゴリー・ロドチェンコは、妻をロシアに残したまま、
アメリカに亡命し、アメリカ国家の保護下に置かれたままになるという
とんでもない大問題に発展する内容は、あのスノーデンのドキュメンタリーと
重なるものがありました。
ドキュメンタリー映画として必見ですね。


第1位 Better Call Saul(ベターコールソウル)

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アメリカのドラマの歴史を塗り替えた「ブレイキング・バッド」のスピンオフ作品が
この「ベターコールソウル」です。

セコくて、金のためならなんでもする悪徳弁護士ソウル・グッドマン。
ブレイキング・バッドを観ていた人ならご存知のこのキャラクターが
ネブラスカ州に逃げて、自らの過去を回想するというところから始まる物語が、
このベターコールソウルなんです。

なぜ、ソウル・グッドマンが悪徳弁護士へと堕ちていったのか?

過去に遡ると、ソウル・グッドマンに変身する前のジミー・マッギルは、
有名な弁護士の兄、チャックとの葛藤があったことが描かれていきます。

そして、ブレイキング・バッドでお馴染みの、元警官マイクや、ヘクター、
グスタボ・フリングという、懐かしのキャラクターがそのまま登場するという
ファンだけでなく、新しく見始めた人にも新鮮なドラマに仕上がっています。

貧乏弁護士ジミー・マッギルが正義と自分の中にあるモラルに葛藤するシーンは必見で、
ボブ・オデンカー、ジョナサン・バンクらの演技も素晴らしい。

2018年に新シーズンとなるシーズン4の撮影が開始されているそうなので、
今年中に見ることができるのを楽しみにしています。
ぜひ!観てください。