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プリズンブレイク

日本での海外ドラマブームはいささかトーンダウンしてきていると感じる今日この頃。
韓流ブームにはじまり、アメリカを中心とした海外TVドラマシリーズが日本のマスコミを通して
宣伝されるやいなや、「24」のジャックバウワーを起爆剤としてまぁー次々と日本に上陸をしたのでした。

その中でも、私の一押しドラマが「プリズンブレイク」です。

アメリカに住んでいたときにすでに「24」のファーストシーズンは観ていたので、脚本家のアイデア次第で
単なる刑事ドラマ(CIAドラマ?)も新鮮に映るもんだと思っていました。
日本のフジテレビが「24」を持ち上げすぎるくらい持ち上げて、マスメディアのパワーを利用した
宣伝広告のおかげもあり大ブレークをしたようですが、もう最近ではロングランしすぎてて飽きられてしまった
感じがある「24」。

また、映画「スタートレック」などで話題の JJエイブラム監督の「LOST」なんかは、
わけがわからないまま各個人のエピソードを描いていくので、謎の解明が知りたい視聴者からすると
ものすごーく、もどかしい展開で最後までみてられなくなるほどイライラしていしまうほど。
浦沢直樹さんの漫画を読んでいるような感覚で、ストーリーを引っ張りすぎて最後にはつまんなくなる
パターンの典型的でした。

しかし、映画「ラッシュアワー」のブレッド・ラトナー監督がプロデュースする「プリズンブレイク」は
面白い!ただし、シーズン3はどうかと思ったが。。

なぜ「プリズンブレイク」をオススメするかというと、夜間、仕事の休憩中にたまたまTVで放送していた
プリズンブレイク」を話途中から観たにも関わらず、ハマってしまったからなんです。
これって私の中では凄いことで、普通は見ないんですよ。話が進んでしまったTVドラマなんて。
物語についていけないし、いかんせんドラマにも流れがあるから途中から見る事は想定して制作されて
いないはずなんです。

日本のテレビドラマにせよ、海外ドラマにせよ、面白いドラマっていうのは、TVのリモコンで適当にカチカチ、
番組途中にも関わらずチャンネルを変えているにも関わらず、ピタッとチャンネル操作を止めさせる
ことができるTVドラマ(バラエティーは別物)は滅多にないですよ。ほんと。

そのくらい、「プリズンプレイク」にはストーリーの奇抜さもさることながら、登場人物の設定、
リアリティを追求する姿勢がしっかりしていて、見る者を引きつける何かがあります。

レベルは違えども、STUDIO F+が現在製作中のSF映画「サイレントプラネット」は、実は
プリズンブレイク」の影響がかなり色濃く出ている作品なんです。
当然、ストーリーではなく、映像の見せ方、ドラマの展開の仕方にかなり影響を受けました。

ま、「プリズンブレイク」の話を始めるときりがないので、今回はこのへんで。