STUDIO F+のPhoto Blog

デジタル映像スタジオSTUDIO F+の写真専門ブログです

【映画本】プロジェクト・シン・エヴァンゲリオン

STUDIO F+(スタジオエフプラス)が

製作した自主映画

「香港來的Diana 〜香港から来たダイアナ〜」84分の尺なため、長編映画が参加可能な映画祭に出品をしています

最近の映画祭は15分〜30分以内のショートフィルムを対象としたものが増えているようですね

 

さて今回のブログは
庵野秀明監督が率いる株式会社カラーの本
「プロジェクト・シン・エヴァンゲリオン
ー実績・省察・評価・統括ー」を読んだ感想を書きます

 

プロジェクト・シン・エヴァンゲリオン

 

いまさら「エヴァンゲリオン」なのか?
と思うでしょうが

この本には
アニメ映画制作の裏側が書かれており
映画制作の裏側を知りたい人にとっては
読み応えのある内容となっています

2021年3月22日放送
NHKプロフェッショナル仕事の流儀に
初登場した庵野秀明監督

その独特の風貌もさることながら
庵野監督の言動ひとつひとつに
驚きを持って観たのを覚えており

ワンシーンのアングルに徹底的に
こだわり抜く庵野監督に畏怖の念を
持つと同時に、なぜそこまで?と
モヤモヤした気持ちで番組を
観ていいました

しかし
この本を読むことにより
映画「シン・エヴァンゲリオン」が
どのような状況下で制作され
どのようなインパクトを世間に与えたのか
少しだけ明確になったように思います

本書21ページには
「1-3 プロジェクト遂行結果」という見出しで

プロジェクトを含めた制作期間
2009年末から2020年12月

プロジェクト費用
約32.65億円

参加スタッフ
1,172人(延べ数)

参加企業数
216社

動員数
約672万人

興行収入
102.8億円

という記載(一部省略して記載)があり
シン・エヴァンゲリオン劇場版の制作費は
約32.65億円とあります

ここまで具体的な制作費の数字を出している
ところはかなり珍しいと思います

制作費については
通常は公表しないケースがほとんどですが

新海誠監督の「君の名は。」ですら
制作費は約10億円と言われている程度で
制作会社自体が公表しているケースは
稀ではないでしょうか

例外として
アニメ映画の制作費で有名なものとして
高畑勲監督の遺作となった映画
かぐや姫の物語」が約51.5億円とされており
制作に8年間もかかったという記録で
興行収入は約24.7億円(Wikipedia情報による)
およそ26.8億円もの大赤字だったという・・

プロジェクト・シン・エヴァンゲリオン
制作費などの数字の公表からもわかるとおり
アニメ映画制作の裏側を図や表などを提示して後世に残るよう記録された
とてもレアなケースだと言えます

個人的に興味を持ったのは
株式会社カラーがアニメ制作以外の収入源として不動産投資やキャラクターグッズ販売などで収益を上げているという点と

エヴァンゲリオン制作で行われた
庵野流演出術」とは何か?
という部分について関係者の証言を通じて
具体的に語られているところでした

 

ただ庵野流演出術は

誰でもマネできるものではなく
シン・ゴジラ、シン・ウルトラマンから
シン・仮面ライダーに続くわけですが

エヴァンゲリオン後の

シン・仮面ライダーでは
庵野流演出術は機能してないと感じました
これはアニメと実写映画の制作・撮影の
違いからくるものなのでしょうか

アニメ監督から実写映画の監督をやった人で
押井守監督がいますが
押井監督の実写映画は観れたものではなく・・

 

デスクトップで全て完結するアニメとは違い
実写は生身の役者を使って、自然環境と闘いながら撮影をしていくわけで、予算規模もさることながら実写映画で描けるものとアニメで描けるものの違いがあります

 

昔、知り合いの演出家と新宿のゴールデン街にある小さなバーで聞いた話ですが

そこに飲みにくるお客に脚本家がおり
テレビシリーズの「相棒」などの脚本を
手がけた人物らしく、その脚本家がアニメの
名探偵コナンの脚本を書くようになった際
あれもできる、これもできると
大変喜んでいたそうです

つまり、実写ではその真逆で
あれもできない、これもできないとなり
物語のスケール感が次第に小さくなっていく


その実写映画やドラマがつまらなくなる
という意味では決してないのですが
予算規模とスケールの縮尺を間違えると
映画製作はできても中身がスカスカの作品が
出来上がってしまうという

 

プロジェクト・シン・エヴァンゲリオンという本は映画が大ヒットして成功したからこそ出版されたものだと思います

しかし、個人的に読みたいのは
「プロジェクト・シン・仮面ライダー
という本であり

なぜ「シン・仮面ライダー」は失敗したのか?
という庵野監督流演出術の光と影について
具体的に書かれた本の方が
個人的にはとても参考になるように思います

 

プロジェクト・シン・エヴァンゲリオン

 


最後に
ロシアの独裁者プーチンおよび
プーチン支持者に厳罰を!
ウクライナに平和を!
イスラエルとガザの紛争が早急に終結しますように!

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【本】古谷三敏著「ボクの手塚治虫せんせい」を読む

「ダメおやじ」「ぐうたらママ」などの

ヒット作を手がけた漫画家

古谷三敏先生が自ら手塚治虫先生の

アシスタント経験について書いた本

「ボクの手塚治虫せんせい」を読みました

 

ボクの手塚治虫せんせい
古谷三敏

古谷三敏先生が手塚治虫先生のアシスタントを

経験していたことは知りませんでしたが

 

個人的に藤子不二雄A先生の

まんが道」が好きで

トキワ荘に集った漫画家たちの

エピソードと同じくとても興味があったので

一気に読みました

 

「ボクの手塚治虫せんせい」は

古谷先生が漫画と一部文章で綴った本で

古谷先生が実際にアシスタントとして

手塚治虫先生と接した日々の思い出が

描かれており

とても読みやすい本でした

 

まんが道」で描かれた

手塚治虫先生とは違い

手塚治虫がどのようにして漫画を描いていたのか?

またどんな人物だったのか?

が具体的にかつ人間味あふれるエピソードで描かれているのが特徴的で

 

ともすれば「マンガの神様」という

神格的な面で手塚治虫

表現しそうなところを

アシスタントとして日々

手塚治虫と接していた古谷先生ならではの

視点が見ることができ

かなり驚きがありました

 

例えば

手塚治虫東映ニューフェイスの女優と

お見合いの話があったにも関わらず

仕事の都合でお見合いに遅刻し

その女優からお見合いを断られてしまう話や

 

アシスタントは手塚からお小遣いをもらう時

必ず手塚から「映画を観てくるように」と

言われていたというエピソードなどなど

身近にいないと知らない話ばかり

 

本のあとがきの中で

古谷先生が手塚先生に

連れて行ってもらったという

新宿のトンカツ屋「三金」など

今でも現存するお店の名前が出てきたり

いかに古谷先生にとって手塚治虫先生との

思い出が貴重で大切なものだったか伺えます

 

古谷先生は手塚治虫先生のアシスタントを

4年半務めたあと

天才バカボン」や「おそ松くん」の

赤塚不二夫先生のアシスタントを

12年間も務めています

 

あの「ウナギイヌ」のアイデア

実は古谷先生のものだったそうで

ウナギイヌ」を気に入った赤塚先生に

差し上げたものだったとのこと

 

そんな古谷三敏先生も2021年12月8日に

お亡くなりなっていたとのことで

手塚治虫先生、赤塚不二夫先生とともに

昭和の漫画界を牽引した巨匠が次々と

この世を去っていくことに深い感慨を覚えます

 

 

 

 

 

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【ノラネコぐんだん】ぐんだん写真その2

STUDIO F+(スタジオエフプラス)が製作した
自主映画「香港來的Diana 〜香港から来たダイアナ〜」
海外の映画祭への出品がひと段落し

再び吹奏楽定期演奏会の映像編集と
オーサリングの仕事をしていました

自主映画の次回作の構想が固まりつつあり
イデアやらネタになりそうな資料を
集めています

さて、そんな中でも
唯一の息抜きとなっているのが
こちらです

 

ノラネコぐんだん

ぐんだんA:
「やっぱりハーゲンダッツは美味しいや」
ぐんだんB:
「ちがうよ、サーティーワンだよ」
ぐんだんC:
ジャイアントコーンなのに・・じゅる、じゅる」

 

工藤ノリコ先生の「ノラネコぐんだん」(白泉社)の
フィギュアを並べての写真撮影です

ぐんだんのセリフや舞台設定は
自ら勝手にアイデアを考えて書いているわけで
これがなかなか楽しい

 

 

 

 

STUDIO F+のインスタグラムにも
一部掲載してたりします

さてさて
あの映画「オッペンハイマー」が
遂に3月、日本公開されます

ノーラン監督の最新作であり
原爆の生みの親である科学者
オッペンハイマーの栄光と衰退を
描いたとされる問題作で

昨年の11月にゴジラマイナスワンの
ハリウッドプレミア上映会のお仕事で
行った際に、何がなんでも観たかった
映画なんです

当時は日本公開は未定で
もしかすると日本では公開されないのでは?
と思っていたので

アメリカに行ったついでに
仕事を放り出してでも観たかった映画です

世界はますます物騒になりつつあるなか
自主映画を製作しながら
日本から世界に向けて発信する
問題作の映画を作り続けたいと思います

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【スマホ写真】2024年の渋谷

最近の渋谷の風景を
スマホで写真撮影してきたので
ひさびさに写真を投稿します

 

STUDIO F+

 

STUDIO F+

 

STUDIO F+

 

ひさびさの渋谷ですが
渋谷駅の周りはビルだらけに

NHKなどで仕事をしていた時から
大掛かりな工事が渋谷駅周辺では
始まっていたのですが

最近ではオフィスや商業ビルが
あちこちでオープンしています

東京ってつくづく
スクラップ・アンド・ビルドを
毎年繰り返している所なんだと感じます

古き良き街ではなくて
常に新しいものを追求しているという

 

さて、STUDIO F+(スタジオエフプラス)が製作した
自主映画「香港來的Diana 〜香港から来たダイアナ〜」
ですが、英語字幕をつけたバージョンを
アメリカ、ヨーロッパ、アジアの各映画祭へ
出品をしています


STUDIO F+の最新作の製作へ向けて
そろそろ新しい脚本の準備をしています

 

「香港來的Diana 〜香港から来たダイアナ〜」
では香港出身の女性が主人公でしたが
次はどうしようか?と検討中です

 

製作した映画を振り返ってみて
多くの日本人からすると
香港で起きたあの民主化運動デモは
すでに遠い過去の話なんだろうなと
感じています

 

当然ながら香港の問題は中国の問題であり
香港の方々の問題なんだろうなと
今でもこの問題について注視している
日本人は一部のマスコミ、学者を除いて
一般人からすると興味のない出来事
なのかもしれません

 

ただし
私は個人的に今後も注視していくつもりです

 

それはなぜかというと
人間の自由(表現や政治、宗教といった)を
国が制限することは正しいことなのか?
という疑問があるからで

 

民主主義ではない共産主義という
イデオロギーは果たして今後も
通用するシステムなのだろうか?と
考えているからです

 

共産主義国家だけではなく
プーチン率いる今のロシアなどの
「独裁者」が政権を握る国家でも
その国に住む人々に対して
政治的な信条などの制限が
加えられている事実を前にすると

 

それは
どう考えても間違った政治システム
ではないだろうか?と考えるのです

 

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【自主映画】香港から来たダイアナ 予告編公開(英語字幕付き)

2024年 明けましておめでとうございます!
今年はSTUDIO F+にとって映画製作に
忙しい年になりそうです

 

昨年度末に完成したSTUDIO F+の
最新自主映画の予告編がコチラになります

香港來的Diana 〜香港から来たダイアナ〜
(英語字幕付き予告編)


www.youtube.com


2023年度末に完成したのですが
音楽の入れ替え作業を2024年も行っておりまして
完全版の完成は1月以降の予定です

 

映画の内容が内容だけに
当初は予告編を制作する予定ではなかったのですが
最近の映画祭への出品条件の中に
映画の予告編もアップすることが多々ありまして
1分50秒程度の予告編として制作したものです

 

この映画は日本国内の映画祭への出品だけでなく
製作当初から海外映画祭への出品を意図として
製作された自主映画です

 

中国本土による香港民主派への厳しい
取り締まりが続くなか
人間にとって自由とは何か?
民主主義と共産主義との違いは何か?
日本人と中国人の関係は今後どうなるのか?
などなど

 

個人的に興味がある事柄を全て
詰め込んだ映画になっています

 

映画祭のみへの出品作品であるため
近所の映画館で公開されることは
今のところ予定されていませんが

条件と機会が合えばぜひ
どこかのシアターで見て頂けたらと
思っています

 

2024年もSTUDIO F+を
よろしくお願いいたします

 

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【写真】ロサンゼルスの風景 最終回

2023年もあとわずか

2023年はあっちこっちに行った年でした

2024年はSTUDIO F+にとって映画、映画

映画の年になりそうです

 

今回のブログは

ロサンゼルス関連ブログの最終回になります

 

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2023年はお世話になりました
来年もSTUDIO F+を
よろしくお願いいたします

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【写真】ロサンゼルスの風景

前回のブログの続きです
 
23年ぶりのカリフォルニアは
一見すると街の風景に変化はなさそうですが
 
トランプ政権
コロナ
家賃の高騰
などなど
 
アメリカという国そのものには
様々な変化があったのだと思います
 
そんな思いも込めて
今回のブログはロサンゼルスの日中の風景を
並べてみました

 

ちなみにSTUDIO F+のアメブロにも

同じような記事を掲載していますが

実は、はてなブログアメブロには

極力違う画像や写真を

それぞれ掲載するようにしてます

 

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