STUDIO F+のPhoto Blog

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松本俊夫監督のご冥福をお祈りいたします

日本の実験映画の先駆者でもあり、映画「薔薇の葬列」や「修羅」、「ドグラマグラ」などを手掛けた映画監督、松本俊夫先生がお亡くなりになったとのニュースを聞いて、愕然となりました。

私が日芸の大学院生時代に、映画の基礎を教えて頂いたのが、松本俊夫監督でした。

ある授業では松本監督が選んだ海外の名画を、松本監督と一緒に鑑賞する時間があり、松本監督と私だけでの鑑賞したという貴重な時間を頂く事ができました。

松本監督からはよく、「君は映画を見てないねぇ」と言われたことを覚えています。

私が日芸で一番最初に製作した、「アメリカから来たオタク」という短編ドキュメンタリーを、松本監督に見て頂き、感想を頂けたことは今でも覚えています。

松本監督には大変お世話になり、叱咤激励を頂けたことは、私の映像製作人生の糧になっております。

松本俊夫先生、安らかにおやすみください。
お目覚めの時には、世界中をアッと言わせる映画を作ってください。

心より感謝の気持ちとお悔やみを申し上げます。
松本俊夫監督、本当にありがとうございました。

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(写真は2007年度のSTUDIO F+製作のドキュメンタリー映画「映画館物語2007」より)

2017年4月13日
Naoki Fujimoto
STUDIO F+