観ました。
作品で、1977年のジェーン・フォンダ主演の「おかしな泥棒ディック&ジェーン」のリメイク。
だったりします。
何が面白かったかというと、内容が現代版にアレンジされている点で、アメリカで大問題に発展した
ジム・キャリー扮する、IT企業に勤めていたエリートサラリーマンが、会社の粉飾決済をきっかけに
どん底の生活に落ちてしまう様子をコメディータッチで描いており、「まじめに生活をしてきたのに
なぜ、こんな目にあわないといけないのか?」と、ついには夫婦そろって泥棒家業に身を転じる
という内容。
でたらめな会社経営をしていた社長役をアレック・ボールドウィンを演じ、これまた笑えるくらい
悪い社長をみせてくれます。
デイヴィッド・ドゥカヴニーの奥さんだったりします。
のですが、なぜか警察には捕まらないという、まぁそのへんはツッコミどころ満載だったりして。
しかし、ラストまで一気に観客をグイグイひっぱっていき、しっかりとオチまであるという
なかなかニクイ演出でした。
ジム・キャリー主演映画は日本ではなかなか大ヒットまでいかないのですが、個人的には
大好きな俳優です。
失ったものは奪ってしまえ!という発想はいただけませんが、現代社会の矛盾をコメディタッチで
描いている点はよかったですね。
ついつい憧れを感じてしまう、そんな映画でした。
ぜひ、観てください!