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アメイジング・スパイダーマン(The Amazing Spider-Man)

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(500)日のサマー」 (500) Days of Summer のマーク・ウェブ監督作品、
アメイジングスパイダーマン(The Amazing Spider-Man)」を2D版で観ました。

前作、サム・ライミ版とは異なり、というか、意図的にサム・ライミ版とは違う
展開を見せたマーク・ウェブ監督版の「スパイダーマン」でしたね。

率直に言って、私はサム・ライミ版の方が好きでした。

サム・ライミ版では主人公ピーター・パーカーとヒロイン、メリー・ジェーン・ワトソン
との微妙な恋愛物語がシリーズを通して描かれていたものの、今回のマーク版では
あっさり恋愛は成就。

また、サム・ライミ版ではスパイダーマン誕生までを丁寧に描いていたのに対し、
マーク版ではそのあたりはアッサリ描くのみ。

映像もサム・ライミ版で完成されたスパイダーマン・カム(ビルの谷間をカメラが
飛んでいる視点になるもの)に若干の新しいエフェクトが加わったものでしたし。

二番煎じ、と言うのは仕方が無いのでしょうが、シリーズものの宿命なんでしょう。
やはり。

個人的にはダメ男、ピーター・パーカーを演じた、トビー・マグワイヤがお気に入りで
スパイダーマン2の中で、「雨に濡れても」をバックに描かれるシーンが好きでしたね。

メリー・ジェーン・ワトソン演じた、キルスティン・ダンストの評価は完全に二分
されるものの、サム・ライミ監督ならではの演出(少しドギつい、かつ大胆)が
映画「スパイダーマン」の魅力だと思います。

ただ、シリーズが新しくなってもアンクル・ベンは死ぬ運命なんですな・・・・

今回のアメイジングスパイダーマンで、私が特によかったと思ったのは
メイ・パーカーを演じた、サリー・フィールド


サリー・フィールドをメイ・パーカーにもってくるのはズルいなぁ。
やはり彼女は演技がずば抜けて上手い名女優さんですね。

まったく面白くないわけでもないが、そんなにたいした映画でもなかった。
そんな感じの「アメイジングスパイダーマン」でした。

すでに、2014年に第二弾が公開予定とのこと。

うん、まぁソニーとしてはドル箱映画だから当然といえば当然かな。