昨日の撮影が余りにもキツかったせいか、かなりの疲労が・・・
韓国側のスタッフ曰く、韓国のテレビ、ドラマ制作は日本と違って
いつも時間にギリギリ、バタバタなのだそうです。
日本でも人気のある韓流ドラマですが、製作している裏側はテンヤワンヤだそうで
ドラマを放送する8時間前にまだ撮影が続いていたり、レンダリングをかけながら
放送したりという、日本ではまずあり得ない制作現場とのこと。
ディレクターの指示が本番直前に変わったりして、
生放送か?と思うくらいの余裕のなさ。
今回は出演者として韓国MBCのある番組に出演したのですが、
良い経験でしたが、疲れ果てました。。
日本のテレビや映画に出演経験のある役者さんも出演していたのですが
この役者さんも驚く現場だったそうです・・まぁ、国が違えば製作スタイルも
異なるわけですな。
さてさて、今年の夏の本命映画、
(ネタバレありなので、まだ観ていない人は注意)
作品でしたね。あの黒いピチピチコスチュームが似合う女性はスタイルがよくないと
まずダメですね。
ただ、やはりというか、前作「ダークナイト」には及ばずでした。
スケールが大きくなり過ぎたのか、前作ジョーカーの悪(わる)ぶりに勝る
シティーを舞台にしているものの、盛り上がりにかける展開になってしまっていた
ような気がします。
バットマンがなかなか登場しない前半まではいいのですが、
ようやくバットマンが復活!登場!というのがイマイチ盛り上がらない。
もう少し演出方法があったように思いました。
しかし、ノーラン監督が意図した、CGに頼らないアクションは見応えがあり
バットマンVSベインのパンチとパンチのドツキ合いや、オープニングの
ベイン奪還シーンは迫力がありましたね。
ラストはノーラン監督らしく、観客に驚きを残しつつ、そしてー
次回作に登場するであろう、ロビン誕生までをチラリと見せたりして。
ジョージ・クルーニーが出演した大失敗作「バットマン&ロビン」のような
作品にはならないとは思いますが・・・
続編に繋げているあたりがアメコミヒーローシリーズのしぶとさですね。
ジョーカーのように金や地位にまったく興味がなく、弾丸とダイナマイトで
街全体を混乱に陥れて、人々が右往左往している姿をみて喜ぶという
アナーキスト的な敵キャラと比較しても、今回のベインはただの筋肉野郎にしか
見えないのが残念でした。
もちろん、ノーラン監督のバットマン三部作を締めくくる集大成の作品では
あるのですが、バットマン ビギンズ、ダークナイトを観ていないと楽しめない
作品ではあります。