映画「300」のザック・スナイダー監督最新作、「ウォッチメン Watchmen」を見ました。
つまんない映画でした。。
ただただ、ひたすらながーい映画とはこの映画の事です。
前作「300」のヒットで勢いついたザック・スナイダー監督。
その彼が、またまた題材にグラフィック・ノベルを持ってきて映画化をしたのが、この「ウォッチメン Watchmen」です。
ある雑誌に、電撃ネットワークのメンバーが書いている映画コラムがあります。
そのコラムにも、「この映画を四回見たけど、ちょっとでも見逃すと、過去、現在を行ったり来たりするので、サッパリ意味がわからなかった」とありましたが、そのとおりでした。
まるであのテレビシリーズ「LOST」を見ているかのようなイラダチを覚えます。
登場する「ウォッチメン」という、架空のスーパーヒーロー達の過去をイチイチ描いていくので、肝心の「コメディ」と呼ばれるヒーローがなぜ殺されたのか?犯人探しまでがなかなか進行しないのです。
極めつけは、特殊な飛行船内でのラブシーン。
いきなり始まったかと思いきや、バックに流れる歌までもが、マヌケ過ぎ!
そんなこたぁ、どうでもいいから早く話しを進めてくれ!っていう感じ。
ロールシャッハという、顔面をマスクで隠したキャラが、ひくーい声で「ロールシャッハ記」とモノローグを読み上げるのも、展開を遅くしています。
脚本が悪いのか?編集が悪いのか?
とにかく呆れ果てる内容に、二時間ちょいの時間は苦痛でした。
最近見たアメコミの映画では、「ダークナイト」が断トツ面白く、次に「アイアンマン」ですね。
ザック・スナイダー監督はよほど「300」の手法がお気に入りなのか、スローからいきなりスピードを速めてみせるアクションシーンを多用してましたが、もう見飽きましたね。。残念。