前回も書きましたが、現在、入手困難なデザイン雑誌、idea アイデア 2009年5月号、No.334。
「電話ロール作戦」のかいあって、昨日ようやく某有名書店で購入できました。
いやー素晴らしい!!
特集している漫画、雑誌の表紙デザインの数々。
最近の漫画はほとんど読まないため、知らない漫画だらけ。
でも、読んでみたい漫画を発見する喜びもあったりして、なかなかお得です。
まず、トップページにあった、あずまきよひこ著の漫画「よつばと!」の絵のうまさに驚きました。
だてに550万部を突破した漫画ではありませんね。
私がこの特集で一番見たかったのは、長谷川町子先生の「サザエさん」と、田川水泡先生の「のらくろ」の表紙でした。
ありました、見開きページで「サザエさん」「のらくろ」の表紙一覧がっ!
感動です。
「サザエさん」全68巻の表紙。
私は子供の頃、「サザエさん」全巻読んだのです。
私や妹が幼い頃、母が私達に言葉を覚えさせるために、「サザエさん」を一冊づつ購入しては読ませてくれました。
「サザエさん」は新聞に連載された四コマ漫画です。
だから、幼い頃の私には読んでも意味がわからない事だらけで、特に時事問題を扱った内容はサッパリでした。
でも、子供ながら、カツオ、ワカメちゃんのコンビがイタズラをして、お父さんのナミヘイに叱られたりするのがユーモラスたっぷりに描かれていたのを楽しく読んだのを覚えています。
アニメの「サザエさん」もいいですが、実は「サザエさん」は漫画の方が面白いんですよ。ホントに。
特に漫画版は、ワカメちゃん、ナミヘイが意外にアホなんです。笑
嫌いだったキャラは、ノリスケさん。笑
ノリスケさんは漫画でもかなり厚かましいキャラなんですよ。
自宅にあった漫画「サザエさん」は擦り切れてボロボロになるまで読んだ、私達兄弟の愛読書でした。
話しは変わりますが、かなり前に、私が大学院を卒業した時に、母が東京に来て、一緒に世田谷にある「長谷川町子美術館」に行った事があります。
「長谷川町子美術館」についてはまた書きます。
idea アイデア 2009年5月号、No.334、定価3500円と、決して安い値段ではありませんが、懐かしい思い出と新しい発見を与えてくれる貴重な雑誌でした。