STUDIO F+のPhoto Blog

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メイキングでみる映画製作の裏側

体調不良から少し回復しつつ、次は花粉症に悩まされるという。

そんな中、最近はiPhoneで映画ばかり観るようになってしまいました。
お手軽さ、場所を選ばない自由さなど、使い勝ってがいいのでしょう。

真剣に観たい映画はDVDや映画館で観ますが、それなりに観たいという作品は
iPhoneでも十分見ることができます。

で、最近再び見始めているのが映画のメイキング集。
ドキュメンタリーの分野に入ると思うのですが、これがなかなか面白い。

伊丹十三タンポポ撮影日記」とか、「キンスキー 我が最愛の敵」を観ました。

伊丹十三監督は惜しいことをしました。もっと映画を作って欲しかった監督です。
父親が日本映画の巨匠、伊丹万作なので、DNAはしっかりと子供に受け継がれていたようで
「お葬式」「タンポポ」「マルサの女」などは傑作です。

この伊丹十三監督のメイキングは実にわかりやすく、面白いんです。
映画がいかにして製作されていくのか?が、伊丹流に解説されています。

最近では映画をめったに作らなくなった、周防正行監督も伊丹十三監督の
メイキングを手がけている一人でして、おそらく伊丹流映画製作の仕方を
受継いだ映画監督の一人だと思います。

この伊丹十三監督のメイキング・ビデオはDVDボックスの特典映像DVDとして
付属されているものでして(過去にはVHSでレンタル屋に出ていましたが)
機会がないと見ることがなかなかできないDVDです。

もしチャンスがあったら観てください。映画製作の魅力が伝わってくるかもしれません。

次回はヘルツォーク監督が、お気に入り俳優だったクラウス・キンスキーについて語った
「キンスキー 我が最愛の敵」を書く予定です。