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ミッション:8ミニッツ(source code)

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月に囚われた男」のイギリス人監督、ダンカン・ジョーンズ最新作がこの「ミッション:8ミニッツ(source code)」です。

主演にジェイク・ギレンホールミシェル・モナハン

久しぶりに映画館で観た映画でした。
しかも、これまた久しぶりに女性と映画を観に行ったのでした。

とても面白い映画でした。

ある映画レビュアーが、ヒッチコックの映画を思い出させると書いてましたが、まさに私もヒッチコック映画みたいだな、と感じましたね。

ネタバレ厳禁の映画なんで、まだ観てない人は以下は読まないでくださいね。

私が製作をしたショートフィルム「運命のデジカメ」以来、私の中に映画として描きたいテーマが明確になってきました。

私が映画で描きたいのは、「孤独」と「運命」なんです。

そして今回の映画「ミッション8ミニッツ」に描かれていたのは、「運命」でした。

人は自分の人生が残り1分だとしたら、何を望むのか?

この映画で繰り返し出てくるテーマです。

そして、人は自分の力で未来を変える事ができるはず、と言う希望を残して幕を閉じるわけですが、人の運命とは何か?
また、人は定められた運命を変えることができるのか?という、ものすごい大きな定義に挑戦した映画でもありました。

そこにはSFという仕掛けが用意され、8分間だけ他人の記憶の中に侵入し、他人が体験したことを追体験できるというシステム、これが原題のあるSource Codeというものなのです。

主人公演じるジェイク・ギレンホールは、最終的には恋に落ちた女性ミシェル・モナハンと生きることを選択し、彼女との大切な記憶を守ろうとします。

あり得ない?いや、もしかして…
という、自問自答が頭中で繰り広げられるパラレルワールドを行ったり来たりするトリッキーな映画にも関わらず、最後はジーンと感動する不思議な映画でした。

日本語タイトルには、少々疑問を感じましたが、オススメな映画ですゾ