(SONY DCR-VX2000)
最近はフルハイビジョンは当然のことながら、すでに4Kとか8Kというような
フルハイビジョン以上の映像が登場しつつあります。
これまでSTUDIO F+として映像製作をしてきたなかで、使用してきたビデオカメラを
少しだけ振り返ってみました。
DV(デジタルビデオ)カメラの代表格といえば、
このSony DCR-VX2000。
2007年度川崎ショートフィルムフェスティバルにて入選した
ドキュメンタリー作品「アメリカから来たオタク」は
このカメラで撮影した作品。
このカメラを持って、当時の秋葉原や東京を撮影して
まわったのを覚えています。
ハイビジョンカメラが出てくる前のカメラですが、
当時のデジタルビデオカメラとしては
かなりのロングセラーだった機種だと思います。
そして、次に使用したカメラがこのパナソニックのAG-DVX100B
このカメラもまだDVカメラでした。
初のドラマ作品であったSF短編映画「サイレントプラネット」
という作品を撮影したのがこのカメラでしたね。
違う映画、フィルムへのこだわりがあったように思います。
次に、いよいよHD(ハイディフィニション)カメラが
(SONY HVR-Z1J)
考えてみると「アメリカから来たオタク」の製作が2006年、
次の「サイレントプラネット」の製作が2008年なんですが、
すでに2005年にはSONYからHVR-Z1Jが登場していました。
このHVR-Z1Jで撮影したのが、ドキュメンタリー映画「いま、ここから」という
韓国のドキュメンタリー監督と共同で製作した作品と、STUDIO F+が製作した
ドキュメンタリー映画「映画館物語2007-2008」でした。
当時はハイビジョン映像をパソコンで取り込んで、サクサク編集できていた
わけではなく、かなりのハイスペックのパソコンが
必要でした。
現在では、フルハイビジョンが当たり前になり、
デジタル一眼レフカメラでの撮影が流行したりと、
映像のクオリティーは年を追うごとに進歩しています。
果たして、今後、どのような進歩をみせるのか?
映像の進歩よりも、映像コンテンツの内容そのものが
問われつつあるようにも思います。