普段は、映画を一回停止して見る、そしてまた停止して見るということは
しないのですが、この映画は途中三回ほど、停止せずにはいられないほど
つまんないシーンが続いたもので・・・
小栗旬が出演でなかったら、成功していなかったであろうこの映画。
かつて、キャシャーンを実写映画化した紀里谷監督の映画を見た時と同じ
感想なんですが、大学生か高校生の学園祭で上映される映画として作られたのなら、
スゲ〜っとなるかもしれないのですが、いかんせん、コスプレ劇をずーっと見せられ、
いかにもココから爆破しますよ〜というところで爆破が始まり、
主人公には一発も弾が当たらないという、スリルが全くない映画に、感情移入できるはずもなく。
ただ、アジアのマーケットを意識して、日本人キャスト以外にもアジアから役者を
集めてきているところは、昔の日本にあった無国籍映画のテイストが少しだけ感じられました。
日本人をメインキャストにした世界を舞台にしたアクション映画って・・・
ハリマオぐらいかな・・・笑
北村監督は、ヴァーサスに始まり、ヴァーサスに終わる監督なんですね。
まぁ、「あずみ」にせよ、実写映画化してもある程度お金を稼ぐのだから
映画監督の手腕よりも、運がある人なんですね。
どっかで見たようなシーンのオンパレードには、そりゃあ、退屈しますわね。
これ。
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