もともと18歳の頃から俳優をしていたというその脚本家は、3年くらい前にシナリオライターに
転向したとの事。
今は映画の脚本をメインに仕事をしており、俳優としてはTV、映画、舞台と活躍し、
最近ではあの大ヒット映画「デス・ノート」に出演。
映画製作の現場の実情や、日本映画の将来について話をしてもらいました。
話をしていくなかで驚いたのが、その脚本家と女優、満島ひかりさんとは友人であり、
仕事でも共演をしたことがある仕事仲間でもあったことでした。
私個人として満島さんとはお会いした事はないのですが、ご主人である石井裕也さんとは
大学院時代に松本俊夫監督のクラスを受講したクラスメイトでした。
世界は狭いなぁと思ってしまいましたね。
石井監督の「川の底からこんにちは」で主演をされた満島ひかりさん。
この映画がきっかけとなって、お二人はご結婚。
映画が結んだ縁でした。
石井裕也監督はすでに新作を撮り終え、今は次回作にとりかかっているそうです。
話をしてくれた脚本家の方も新しい企画の準備をしているとの事で、
斜陽産業だった日本映画界ですが、年齢の若い人たちが新しい日本映画界の歴史を
作っていっている姿がそこにありました。
私もただ今、新作の準備中でして、俳優さんと打ち合わせをしながら、
脚本のアイデアをまとめています。