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短編映画「三太が三人?!」STUDIO F+2013年製作

前回公開をした短編映画「運命のデジカメ」に続いて、
プロの役者を目指す若者を描いた短編ドラマ「三太が三人?!」を
YouTubeにて公開中です!


これまでYouTube上では、予告編のみ公開していましたが、
STUDIO F+設立10年の節目にあたり、本編を公開しています。

前作「運命のデジカメ」の脇役だった、多分三太さんを主演にして、
オリジナルの脚本を書き上げ、撮影・編集・監督をしました。

この作品を製作した当時、私にはある思いがありました。
それはー
この映画に出演してくれた役者さんのうち、何人が10年後まで
役者として残っているだろうか?でした。

もちろん、私自身も映像製作者として残っているのだろうか?と
考えていました。

結果
2017年経って、「三太が三人?!」に出演してくれた役者さんで
現在まで役者を続けているのは、たった2人!なんです。
私も映像製作者として生き残ったわけですが。

役者や映像製作という商売をして、普通に生活ができて暮らして
いける人はほとんどいません。
プロでテレビ・映画などで活躍している一部の人をのぞいてですが。

そんな過酷な世界に飛び込んで、周りに振り回されず、環境に左右される
ことなく、その道にじっと我慢しながらゆっくり前に進める人は
そう多くないという現実。
「三太が三人?!」で描きたかったのは、そういうものでした。

SF短編映画「サイレントプラネット」では、日芸出身の綿引さんが
音楽をオリジナルで作曲してくれました。

前作の「運命のデジカメ」と「三太が三人?!」は、酒井健吉さんが
すべてオリジナルの曲を手がけています。

脚本では、ラストに重要な役で出演する予定だった、バイオリン弾きの男役、
市川源さんでしたが、アフレコが完成間際までできず、すべてシーンがカットに
なってしまうという不幸な出来事もあった、この作品。

そんな市川源さんですが、現在TBS系で放送中の日曜劇場「陸王」の
小料理屋「そらまめ」の店主役で活躍中です!(笑)

ラストシーンは、前向きなメッセージを込めた作品です。
ぜひ!この機会に。

2013年 STUDIO F+製作 短編映画「三太が三人!?」 
32分 
(あらすじ) プロとして売れる役者になりたい!とアルバイトをしながら
必死に夢をつかもうとしている、主人公の西三太 29歳。 
役者仲間の田中と亀沢は、西三太にとってライバルでもあり、 
同じ夢を追い続ける友達でもあった。 
しかし、ある日突然、一番頼りにしていた役者仲間の亀沢が役者を辞めて
田舎に帰ると言い出すのだった・・・ 
出演:多分三太 亀沢孤独 大泉山勇希 市川源 市薗真 他 
音楽 : 酒井健
脚本・撮影・編集・監督:Naoki Fujimoto

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