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スリービルボード(原題:Three Billboards Outside Ebbing)

マーティン・マクドナー監督作品「スリービルボード(原題:Three Billboards Outside Ebbing)」
を観てきました。


2月も後半に入り、アメリカ本国ではアカデミー賞の話題で持ちきりですが、
3月4日のアカデミー賞では果たしてどのような結果が出るのか?

本作「スリービルボード」もアカデミー賞作品賞や主演女優賞など
多数ノミネートされています。

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この映画はブラックコメディ的な要素もありつつ、シリアスなドラマが展開され、
マクドーマンドが演じるミルドレッド・ヘイズの過激な行動が、
街全体を巻き込んだ偏見と差別、そして暴力へと向かわせます。

ストーリーの詳細は、観てのお楽しみとして。

なんと言っても、サム・ロックウェル演じるディクソン巡査のダメ男っぷりと
改心して見せた男気の変化は、マクドーマンドの芝居以上に見応えがありました。

娘をレイプした犯人は誰なのか?

サスペンス要素がありつつも、マーティン・マクドナー監督が描きたかったのは
真犯人探しのドラマというよりも、人間の内面が激しくぶつかり合う、
良心に問いかける物語でした。

上野にできたTOHOシネマズで観たのですが、たまたま観客に
英語圏から来たらしいカップルがいて、最後まで爆笑している姿が
とても印象的で、対照的に日本人観客はシーンとしていたという。

なるほど、英語がネイティブにわかる人たちからすると、
確かにブラックコメディ的な要素が満載なんだなぁと。

アメリカの映画館での観客の反応は、賑やかだったなぁと
思い出しながら上野を後にしたのでした。

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