東京、豊島区の立教大学の横にある「江戸川乱歩」の邸宅を訪問してきました。
日本の探偵小説の巨匠、江戸川乱歩。
私が漫画家を志していた小学生時代、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズを愛読していました。
私が1番最初に読んだのは「宇宙怪人」でした。
「宇宙怪人」というタイトルに惹かれたのと、ポプラ社のハードカバー本に描かれていた、不気味に笑う黄金のマスクの表示が印象的だったのを覚えています。
明智小五郎VS怪人二十面相という、スリルあふれる展開。
少年なのになぜか車を運転する小林少年。
ラストは決まって怪人二十面相の生死が不明で、小林少年と少年探偵団がバンザイ三唱するという、実に日本的な終わり方。
ただし、少年探偵団シリーズの後編は、少年探偵団ではなく、大人の読み物に近い内容に変化していたように記憶しています。
確か最終巻は「三角塔の恐怖」だったと思います。
「蜘蛛男」や「青銅の魔人」、「黄金仮面」なども印象に残っていますね。
憧れの江戸川乱歩先生の邸宅が、まさか池袋にあるとは!
金曜日のみ、邸宅に入る事ができますが、建物の中ではなく、中庭を歩けたり、応接室は外から内部を見る事ができました。
続く