夜間は派遣の仕事をしながら、昼は大学院博士課程で映画の勉強をしていたのが、つい9ヶ月前の話。
博士号を修得してからは、夜間の派遣の仕事をしながら、昼間は脚本を書いたり、知り合いの撮影の手伝いをしています。
夜間仕事をしているせいか、夜に一人でアパートにいる孤独からは少し開放された気がします。
一人暮らしで1番嫌なのが、夜何にもすることがない退屈な時間です。
故郷にいたころは、友人宅に入り浸りでしたね。
アジアンカフェの脚本を書きつつ、夜間の孤独をテーマにした何かを作りたいと考えています。
自宅にはわざとネットをひかず、唯一携帯電話でネットを細々とやってます。
ネットがあれば、夜に一人でいても退屈しないのかもしれません。
しかしー
当分先の話しですね。
夜の孤独で思い出すのが、アメリカの画家エドワード・ホッパーの絵画、「ナイトホークス」です。
ホッパーはこの絵画で、大都会の孤独を見事に表現しています。
ナイトホークスは、都会のカフェに座っている男女の客と一人の店員が描かれています。
横長に描かれたカフェは不気味な静けさを漂わせていて、まるでショーウインドーの中に人が入れられているような感じをうけます。
次回作には、是非とも「孤独」をテーマにしていきたいと考えています。
ちなみに写真は、江古田にある、夜の日本大学芸術学部の写真です。