3D映画料金は高いか？安いか？
映画「アバター」効果と言える、最近の3D映画
ブーム。笑が止まらないのはIMAXシアターを
復活させた、109シネマズだろう。
東京の品川にも本格的なIMAXシアターがあったに
も関わらず、業績不振で撤退。今では富裕層向け
の吉本シアターが、お笑いブームに便乗しようと
頑張っているようです。
もったいない話です。。品川のIMAXシアターは
109シネマズのIMAXシアターとは異なり、
スクリーンサイズも本格的なものだったからです。
経営者からすると3D映画ブームがもう少し早くきていたら・・・
とさぞかし悔しい思いをしているのではないで
しょうか。
さてさて、前置きはそのくらいにして、
3D映画料金についての話題です。
日本での3D映画料金は、大体2300円～2000円
程度が平均なようですね。
お隣アメリカでも3D映画料金は、通常の映画
よりも高いらしく、ヤフーのニュースによると
「アメリカの一般料金は平均13ドル60セント、3D上映は平均14ドル73セントだが（IMAXの一般料金は平均15ドル13セント、3D上映は平均16ドル63セント）、複数の劇場チェーンが同作の3Dチケットを最大8％も値上げしたという。」
1ドルを約90円として計算すると、アメリカでは
普通の映画館料金が13ドル60セント(約1200円)、
3D映画が14ドル73セント(約1300円)という。
またIMAXシアターが、15ドル13セント(約1400円)、3D映画が16ドル63セント(約1500円)という計算
になります。
これはアメリカの平均値であり、夕方前までの
格安料金マチネーは含まれていないと思います。
それにしても、やはり日本の映画館料金は高い。
博士論文にも書きましたが、日本の映画館料金は
世界一高いのです。
そして、3D映画ともなると、映画館側がいっせいに
「特別興業」と称して、1800円に上乗せした金額で
料金設定をしているのです。
これは映画館側からすると仕方のない事で、
高価なデジタル3Dシネマシステムを導入したため
もとを取るために料金を高くしているのと、
3D映画に付き物の3Dメガネの料金がプラス
されていると考えられます。
映画館によってはメガネお持ち帰りOKだったり、
回収して後で業者に洗浄してもらって再び使用
する所があります。
それにしてもバカ高い料金です。
ハリウッドも味をしめて、今公開中の
ティム・バートン監督の「アリス イン ワンダーランド」
はもともと2Dで製作されたのにも関わらず、
わざわざ後処理で3D映画にしたと言うのだから
商売上手です。。
うーん。。
映画産業が活性化するのは良いことだと思いますが
3D映画ブームはやはり「アバター」に続くソフト
が出てこないと、毎回のごとくブームで終わって
いくように思います。
いずれアダルトビデオとか成人映画で3D版が
きっと出てくると思いますが、果たしてねぇ・・・
観たくもない巨大なイチモツが3Dで飛び出して
きたら、へたな恐怖映画より怖いですよ。
個人的には、3D映画で観たかった「コララインとボタンの魔女」
は料金が高くて観に行くのをやめた映画でした。
せめて2D版でもあったら・・・
テレビでも3D、ゲームも3D。となると、
将来行き着く先には何が待っているのでしょうか？
いやー、今の3Dブームは一時的なものだと
思いますがねぇ。。。
