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【本】古谷三敏著「ボクの手塚治虫せんせい」を読む

「ダメおやじ」「ぐうたらママ」などの

ヒット作を手がけた漫画家

古谷三敏先生が自ら手塚治虫先生の

アシスタント経験について書いた本

「ボクの手塚治虫せんせい」を読みました

 

ボクの手塚治虫せんせい
古谷三敏

古谷三敏先生が手塚治虫先生のアシスタントを

経験していたことは知りませんでしたが

 

個人的に藤子不二雄A先生の

まんが道」が好きで

トキワ荘に集った漫画家たちの

エピソードと同じくとても興味があったので

一気に読みました

 

「ボクの手塚治虫せんせい」は

古谷先生が漫画と一部文章で綴った本で

古谷先生が実際にアシスタントとして

手塚治虫先生と接した日々の思い出が

描かれており

とても読みやすい本でした

 

まんが道」で描かれた

手塚治虫先生とは違い

手塚治虫がどのようにして漫画を描いていたのか?

またどんな人物だったのか?

が具体的にかつ人間味あふれるエピソードで描かれているのが特徴的で

 

ともすれば「マンガの神様」という

神格的な面で手塚治虫

表現しそうなところを

アシスタントとして日々

手塚治虫と接していた古谷先生ならではの

視点が見ることができ

かなり驚きがありました

 

例えば

手塚治虫東映ニューフェイスの女優と

お見合いの話があったにも関わらず

仕事の都合でお見合いに遅刻し

その女優からお見合いを断られてしまう話や

 

アシスタントは手塚からお小遣いをもらう時

必ず手塚から「映画を観てくるように」と

言われていたというエピソードなどなど

身近にいないと知らない話ばかり

 

本のあとがきの中で

古谷先生が手塚先生に

連れて行ってもらったという

新宿のトンカツ屋「三金」など

今でも現存するお店の名前が出てきたり

いかに古谷先生にとって手塚治虫先生との

思い出が貴重で大切なものだったか伺えます

 

古谷先生は手塚治虫先生のアシスタントを

4年半務めたあと

天才バカボン」や「おそ松くん」の

赤塚不二夫先生のアシスタントを

12年間も務めています

 

あの「ウナギイヌ」のアイデア

実は古谷先生のものだったそうで

ウナギイヌ」を気に入った赤塚先生に

差し上げたものだったとのこと

 

そんな古谷三敏先生も2021年12月8日に

お亡くなりなっていたとのことで

手塚治虫先生、赤塚不二夫先生とともに

昭和の漫画界を牽引した巨匠が次々と

この世を去っていくことに深い感慨を覚えます

 

 

 

 

 

最後に
ロシアの独裁者プーチンおよび
プーチン支持者に厳罰を!
ウクライナに平和を!
イスラエルとガザの紛争が早急に終結しますように!


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