本日は新宿バイタス劇場に、KONO PRODUCTIONのライブを観に行ってきました。
19時の最終回にも関わらず、お客さんはかなり入っていました。
今回のライブでKONO PROの女優、愛田真子さんが辞められると聞き、お花を買って
劇場に行きました。
愛田さんは、現在も製作中のショートフィルム「運命のデジカメ」でヒロイン、田中愛子を演じて
くれた役者さんでした。6月、7月の猛暑の中、撮影に協力して頂き本当に助かりました。
もう少しだけでも女優さんを続けて欲しかったなぁ、そう思いました。
私は役者さんを見て、その役者さんをイメージして脚本を書きます。
愛田さんや渚うさぎさんをコンビにしたアイデアが2つほどあったので、残念です。
ただ、愛田さんには新しい夢に向かって頑張って欲しい、本当にそう思います。
さて、ライブは以前と同じネタが数本あったのですが、「おかまじっく」「パソコン」
「タクシードライバー」「アイドル」は面白かったですね。
KONO PROライブを観ていつも思うことがあります。
一緒に夢に向かって頑張れる仲間がいて、小劇場とはいえども、お客さんが入って自分たちの
お芝居を見てもらえるなんて、うらやましいなぁーと。
私の場合はたった一人で映像製作をして、死にものぐるいで映像を製作しても、コンテストに
ひっかからなければ、自分の作品はお客に観てもらうことすらないわけです。
なんて孤独な商売。
KONO PROライブが始まる前の数分、舞台の後ろにある白い壁を見ていると、
ああーこの白い壁がスクリーンで、お客が自分の製作した映画を観に来てくれたとしたら?!
と、ふと思ってしまいます。
私の作品の数本は、映像コンテストでスクリーン上映されたことがあります。
「映画館物語2007-2008」は日芸の視聴覚ホール
「サイレントプラネット」は北千住の東京芸術センター内の劇場
など
映像を製作している人間にとって、大スクリーンに自分の作品が映し出されることほど
うれしいことはありません。小さなテレビ画面で観るために作っているわけじゃないんです。
「サイレントプラネット」が大スクリーンで上映された時は、本当にうれしかった。
新作「運命のデジカメ」も当初はコンテスト用に製作したショートフィルムでした。
しかし、どこかでチャンスがあれば、スクリーンのある劇場で上映したいと考えています。
さてさて、音楽を担当して頂いているBenjaminさんの曲を楽しみに待ちながら、
あともう少しで完成する最新作の編集作業に取り組みます。