ファン1000人の作り方
ふと最近よく考える事があります。
話題のAKB48が秋葉原のステージに
初めて立った時、お客は数えるほどしかいなかったとか。
私は全くもってAKBやらアイドルやらに興味がない人。
ただ、あの秋葉原のAKB劇場が出来たばかりの頃に、フラリと劇場入り口まで入った事があります。
当時、秋葉原でサラリーマンをしてあたので、あの劇場があるドンキホーテはよく買い物に行っていたのです。
完成したばかりのAKB劇場はガランとしていて、アキバに宝塚でも呼んできたのか?と。
いや、それにしては掲げられている写真がやけに若い女の子ばかり…だな…
新手のメイドカフェの劇場かと思ったくらいでした。
それからすぐにー
私はサラリーマンを辞め、日芸の大学院に行き、映像製作に没頭するようになりました。
STUDIO F+製作第一作「アメリカから来たオタク」という、ドキュメンタリー映画を撮影しに、2006年に再び秋葉原に戻ってみると…
まだAKB48が全国レベルで有名になる前だったので、AKBファンよりもメイドカフェのメイド達でアキバは溢れかえっていました。
AKB48の初演が2005年だそうなので、私がドキュメンタリー映画を撮影した2006年はまだ一年くらいしか経っていなかったんですね。
そして、あれから6年が過ぎ…
秋葉原駅の入口付近にはAKBのカフェはできるわ、劇場があるドンキの前には追っかけが待機してるわ…
すでに多くの人がご存知のAKB48になっていたのでした。
当然、ミスター秋元康氏のプロデュース力のおかげなんでしょう。
自分で監督や製作に携わった映画以外は、見事に大ヒットを飛ばしてしまうヒットメーカー秋元康氏。
ふと考えたのは、1人のアイドルなり、役者さんなりに、仮に1000人のファンがつけば、その人は食っていけるのかも知れないと言う事でした。
仮に10人、100人のファンではダメ。
やはり1000人のファン、それ以上の支援者を持つ人、アイドル、役者、歌手はたまた、漫画、映画などなど、が生き延びていくのではないかと考えました。
では、肝心の1000人のファン、支持者をどのようにしたら集められるのか?
自然発生的に何にもせずに1000人もの支持者を集められるわけがなく。
ココが一番大切なところなんでしょう。そして、一番難しい。
まずは10人のファンを確実に持つことからスタートするとして、そのためには身内、親戚、友人、知人を固めていく事だと、ある有名なプロデューサーから話を聞いた事があります。
マス、大衆に訴えかけるのはその後からだそうです。
ふと、サラリーマン時代に聞いた話を思い出していました。
ちなみに、掲載した写真は全く関係のない、副都心線の写真だったりします。笑