女と男
(撮影:Naoki Fujimoto STUDIO F+)
いよいよ衆議院選挙ですね。
民主党の議席がどのくらい減るのか?
維新の会は躍進できるのか?
などなど、話題に事欠かない選挙になりそうです。
議員のセンセ方々も、選挙に勝つために、ありとあらゆる手段を使っているようで、離党したり、焦る「減税日本」は名前を変えてまでして、石原御大の威光を受けたかったりなどなど…
なんとも見苦しいです。はい。
そんな中、個人的に映画のネタ探しをしており、政治を題材に扱ったドキュメンタリーはNHKなどが手がけるだろうからと考え、やはり、映画や小説の題材としての定番は「男と女」だろうと行きつきました。
そこで、たまたま見たワイドショーのニュース「高島政伸VS 美元の離婚裁判の判決下る!」に目が止まりました。
下世話なネタながら、別れたい夫と別れたくない妻(いや、別れさせないかな)のドロ沼裁判は、今の日本の象徴的な男女関係の一部を表しているような気がしました。
かなり昔に見た「イッセー尾形」の一人芝居のネタに、有名な「バーテン」というネタがありました。
そのバーテンに扮するイッセー尾形が雇った若い男に言ったセリフが印象的でした。
バーテン「お前さ、まだ深く付き合ってもないのに、女に好きだとか平気でいっちゃうだろ?だからお前はいつもうまくいかないんだ」、というセリフです。
高島政伸氏は美元さんとわずか交際6日目でプロポーズし、結婚したとの事。
そりゃーあんた、無謀過ぎまっせ、高島はん。見知らぬ男と女が結婚するにゃ、よくよく付き合ってみて判断しなきゃダメだわさ。(無茶苦茶な日本語ですが…) 笑
そう、男と女、お互いの事を知るために付き合うのだから、直感で結婚を即決してはいかんでしょう、とふと思ったり。
ただ、10年、20年連れ添っても、「価値観の違い」の一言で別れる夫婦や、相手の浮気で破局するカップルなどなど…やはり、人それぞれの理由があり、奥が深いのが男女の人間関係。
それ故に、小説や映画のネタに事欠かないテーマの一つになっているように思います。