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映画「Zero Dark Thirty」

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女性監督初のアカデミー監督賞を受賞した、キャスリン・ビグロー監督の最新作「Zero Dark Thirty 」に注目しています。

前作「ハート・ロッカー」でアカデミー賞を受賞し、今や社会派の映画監督として有名になったビグロー監督。

今回の「Zero Dark Thirty 」の内容はなんと、オバマ政権下で行われたあのウサマ・ビン・ラディン殺害計画を映画化したもの。

ビグロー監督と言えば、元の旦那が「アバター」のジェームズ・キャメロンで、2011年のアカデミー賞レースをお互いの作品で争った過去があったりします。

個人的には、ビグロー監督の「ブルースチール」( Blue Steel,1990) とか、若きキアヌ・リーヴスが主演した「ハート・ブルー」(Point Break, 1991)が好きな映画でした。

「ハート・ブルー」では、女性監督らしからぬハードなアクションシーン満載で、サーフィンにスカイダイビングまで、さまざまな要素を詰め込んだ刑事モノを見せてくれました。

今でもお気に入りの一本なんです。

すでに本国アメリカでは、2012年のニューヨーク映画批評家協会賞を受賞したという「Zero Dark Thirty」。

日本公開は2013年2月の予定らしく、公開が待ち遠しい映画の一本です。

ただ、アメリカという国の本質を考える上で、この映画「Zero Dark Thirty」は貴重な作品のような気がしています。

核兵器廃絶を訴えてノーベル賞を受賞したオバマ大統領自らが、最終的にはウサマ・ビン・ラディン殺害を命令したという事実。

911のテロの首謀者は絶対に許さん!と、血まなこになってウサマ・ビン・ラディンアメリカ軍は探しまわっていたわけで、生きたまま捕らえて、国際法廷で裁判にかけるという選択をせずに、アッサリと殺害してしまったという…

アメリカの光と闇をそこに見る感じがします。

Zero Dark Thirtyの公式HPは下記から
http://www.zerodarkthirty-movie.com