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お台場のガンダム

先日、朝早くからお台場に行ってきました。

目的はもちろん、等身大ガンダムを見に行くためでした。

ガンダム誕生30周年記念として、お台場の公園内に等身大ガンダムを製作し、立たせているというもの。

お台場にはフジテレビがあり、お台場合衆国というイベントをやっており、朝から新交通ゆりかもめの乗車率は120%!
夏休みの家族連れやら、カップルやらで、まー混んで混んで、車内の冷房が全く効いていない感じでした。

それでもやはり、ゆりかもめから眺める東京湾は最高で、久しぶりに見た湾岸はドンヨリとした天気にも関わらず、夏を感じさせてくれました。

さて、お台場に着くとゾロゾロと公園目指して歩く人の群れが。

開催者の方が驚いたというくらい、ガンダムを見に集まった観客はすでに何万人も来ているらしく、たかがガンダム、されどガンダムという人気に圧倒されているとの事でした。

やはり、日本のアニメのパワーはスゴイ。

公園内に入り、茂る木々の合間からドーンと金属のカタマリみたいなものが見えた時は驚きでした。

あ、あれがっ!等身大ガンダム!まさに、ガンダム大地に立っている!という感じ。

無料で見せて、さぞかし主催者は後悔しただろうと思ったくらい人、人、人!

携帯カメラを一斉に天にかざすようにして、「ガンダム様」の写真をとっている大勢の観衆。

アニメから飛び出して、実写世界に立っているガンダムの姿は、非現実的のようでいて、もしや将来、ガンダムのような兵器が登場するのでは?と思わせるくらいのリアリティがありました。

一定の時間になると、音楽が鳴りだし、ガンダムの頭が動き、排気口から煙りのようなドライアイス的なものが吹き出す仕掛けがありました。

観衆は、わーすげー、とかカッコイイ~など口々に言いながらカメラのシャッターをきっているのでした。

映像製作をやっている立場から、今回の等身大ガンダムを見たとき、あの実写映画トランスフォーマーの事が頭をよぎりました。

映画トランスフォーマーはくだらない映画ですが、金をかけたCGシーンは確かに見物。これを見ると、ハリウッドなら実写版ガンダムは可能だと思いました。

もちろん、個人的には実写版ドラゴンボールや、ハリウッド版鉄腕アトムのような、メイドインUSA版の日本アニメ粗悪品が許せないので、アメリカによるガンダム実写化には大反対なんですが。

三池監督やら、紀里谷監督らがやっとこせグリーンバックを使った実写大作映画を作っている日本では、ガンダム実写化は10年以上先の話しになるでしょう。もちろん、ガンダム実写化には生みの親、富野監督が許可しないでしょうが。

なんてことを色々と考えながら、ガンダムを見たのでした。

ま、ガンタニウム合金がなければ、今の素材でガンダムを作っても、戦車に撃たれて弾が貫通してしまうでしょうなぁ~