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jimama 裸足からびさー

映画の話しから一転して、今回は音楽の話しをしましょう。

製作中の短編SF映画サイレントプラネットの素晴らしい音楽を作曲してくれた友人から、ブログをリンクしてくれるとの事で、いよいよSTUDIO F+の本格的なホームページを作る必要性を感じました。

さて、タイトルにある「jimama 裸足からびさー」とは、沖縄で活躍する女性シンガー、jimamaさんのCDアルバムの事です。

彼女の歌を初めて聞いたのは新宿アルタの裏にある、沖縄料理屋やんばるの店内でした。

今から二年前、サイレントプラネットで主演を演じてくれた友人を連れてやんばるに行った事がありました。その友人は沖縄出身で、よく沖縄そばについて話しをしてくれて、クーレーグース?という唐辛子の泡盛つけという独特な沖縄の調味料を沖縄そばに入れると美味しいと教えてくれました。

沖縄そばラフテーにハマった私は、仕事あがりに時間があるときは「やんばる」に通うようになりました。そして、たまたま一人で店でラフテー定食を食べ始めたその時、jimamaの歌「想い文」が店内に流れだしたのです。

一度聞いただけで、心が揺さぶられる瞬間。まさにjimamaの歌声は私のなかに浸透し、忘れようとしていた感情が蘇ってきたのでした。

私は思わず、ラフテーから箸を置き、デカイ鍋でラフテーを掻き回していた店員を呼び、「す、すいません!この店内でかかっている曲は誰の歌ですか?」と聞きました。

すると一見無愛想な店員の兄さんが、カウンターの下から一枚のチラシをニコリと見せてくれたのでした。兄さんは「jimama。まだこっち(東京)じゃ、知られてないけどね」と教えてくれたのでした。

jimama どうやら、沖縄の言葉で、「気まま」という意味らしい。

それから二年が過ぎ、ようやくjimamaのCDを手にし、映像編集作業をするかたわらで彼女の歌声が響いているのでした。

jimamaさんの歌声は素朴で、飾っ気がないのが魅力だと個人的には思っています。だからこそ、心にストレートに響いてくる、そんな気がします。

CDのジャケットにjimamaさん本人の写真がありますが、駐車場?みたいな警備小屋の前で、全快の笑顔を見せている写真が気に入りました。ああー笑顔っていいなぁ

そういえば、以前ニュージーランドに一年間住んでいた時も、オークランドのCDショップにたまたま入った瞬間、店に流れていた曲を気に入り、店員にたどたどしい英語で曲名を教えてもらい、しまいには店で流れていたCDを購入したことを覚えています。

私にはよくある事なのかも知れません。

今、jimamaさんの「イラヨイイラヨ」が流れています。いい歌声ですね。忘れていた感情が蘇ってきます。