この間、友人に誘われて武蔵野の公園での、バーベキューに参加しました。
バーベキューには、役者さんが沢山きてました。
やはり、主催が芸能プロダクションだからでしょうね。
役者さんも男女それぞれ個性的で、舞台に映像に活躍する人たちでした。
また、漫画家、絵本作家、脚本家を目指す女性の方々が参加していました。
バーベキューでの話しは置いといて、今回、話したいのは、そのバーベキューに行く途中にあったイカシた珈琲屋さんの話しです。
バーベキュー会場に行く前に時間があったので、下車した西武柳沢駅前の珈琲屋に入ったのでした。
その珈琲屋に入った決め手は、一杯の珈琲の価格。
一杯なんと200円!
やすーっ!
普通、珈琲屋で飲むコーヒーは400円ぐらいからです。
とりあえず店内に入ると、木をコンセプトとした内装に、どこかアメリカの田舎のカフェのような雰囲気。
しかし、店内でかかっていた曲は、吉田拓郎や70年代のもの。
70年代にタイムスリップしたような錯覚が。
しかも、注文を取りに店のキッチンから出て来たのも、フォークソングの歌手みたいなおじさんでした。
ほぉー
渋い
店の前はテラスのようになっていて、朝からオバサマ二人連れがのんびりしています。
西武柳沢駅前は団地が広がっていて、その前は並木が続いてます。
並木にちょうどかかっている、その珈琲屋さんの前のテラスは、恰好のティータイムができる場所になっていました。
珈琲が出来上がり、一口飲んでみると、いい香とともに、コーヒー独特の苦味と酸味が広がります。
いやーなかなかいい時間です。
ふと気がつくと、店内でかかっている曲は、あの武田鉄矢さんが主演した映画「幕末青春グラフティ Ronin」で使われていたものばかり。
懐かしい気分になり、70年代の音楽が聞きたくなりました。
コーヒーを飲み終えてから、店内を見渡すと一枚のポスターが貼ってありました。
よく見ると、この店の主人がフォークソングのユニットを組んでいて、次回のライブの告知が貼ってあるのでした。
私の前の席で、店の主人はライブの打ち合わせをしてました。関西弁で。
いい感じの珈琲屋、名前は「珈琲問屋Pベリー」。
店を出てから、あの店でかかっていた曲が気になりました。
ずーっと探していた曲だったんですよ。
映画「幕末青春グラフティ Ronin」のサントラは、すでに生産中止されていてなかなか手に入りません。
バーベキューが終わってからも、ずーっと、この曲が忘れられませんでした。
吉田拓郎さんではなく、恐らく別のバンドの曲だったはず。
それから五日が過ぎ、江古田にあるCDレンタル屋を片っ端から探して歩きました。
そして何と言う偶然!
このブログを書きながら偶然聞いていたアルバムから、あの曲が流れたのです!
その曲とは、サディスティック・ミカ・バンドの「黒船(嘉永6年6月4日)」でした !
感動。