久しぶりに秋葉原に朝から行ってきました。
前の職場がアキバだったので、仕事の休憩中によくフラフラしましたね。
ディープな店から、電気屋まで、一見、一人で入るには厳しそうな店でも、どしどし入って行きました。
いやー秋葉原は変わりつつありますね。
オタクの聖地と言われたのは、一昔前のような気がします。
2007年にSTUDIO F+制作のドキュメンタリー映画「アメリカから来たオタク」を秋葉原で撮影しました。
当時はメイドカフェが大流行していたので、メイドちゃんが沢山いました。
あの痛ましい事件が起こる前でしたから、まだアキバ名物、週末の歩行者天国が開催され、メイドからコスプレヤーたちが我が物顔で歩いていました。
賑やかで活気があった当時の秋葉原の様子が、「アメリカから来たオタク」には収録されています。
久しぶりに秋葉原を訪れて、一番最初に感じたのは、秋葉原のオフィスビル化が進んでいる事です。
秋葉原で働いている時に耳にしたウワサ話に、「アキバの街からオタクを排除したい」という話がありました。
オタクだけでは街全体の活性化に繋がらないというのが理由の一つでした。
ただし、今回訪れても、オタクの心をくすぐる店はありましたし、秋葉原のオタク文化は健在なのがわかります。
それにしても警察官の姿が多く見られました。
あの事件が起きて以来、仕方がないのですが。
一昔前の秋葉原と言えば、裏DVDを販売している店やら、違法物が手に入る店があり、何やら怪しい雰囲気で好きだったのですが、オタクに混じってサラリーマンたちの姿が多く見られるようになったアキバは、少し残念に思いました。