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第36回映像学会全国大会にて「マリアの世界」を上映します

第36回映像学会全国大会にて「マリアの世界」を上映します

5月29日、30日に東京、江古田の日本大学芸術学部
にて開催される 第36回映像学会全国大会にて
STUDIO F+が2007年に製作した実験映画
「Marija's World マリアの世界」を上映します。

詳細な上映日、時間は後日またお知らせ致します。

実験映画「Marija's World マリアの世界」は、
マケドニア出身の女子留学生を主役にして
16ミリフィルムカメラ、アリフレックス
SONYのデジタルビデオカメラ、VX2000の
二台のカメラを使って撮影したものです。

目的は、フィルムとデジタル映像の違いを
どこまで表現できるのか?という事を
追求するためでした。

モノクロの16ミリフィルムカメラで撮影された
映像を、いったんテレシネという方法で
DVテープに録画し、その後、パソコンの
ファイナルカットプロで、デジタルビデオカメラ
で撮影した映像と合わせて編集を行いました。

まだ古い日芸の校舎が残っていた時期に撮影し、
冬の夜間に撮影したので、マケドニアの留学生の
女の子には少々無理を言って、撮影を続けた
思い出があります。

フィルム映像をテレシネで変換しているとは言え、
デジタルビデオカメラで撮影した映像とは
まるで質感が異なる事が、この実験映画で
体感できると思います。

是非、お時間がありましたら、観に来て下さい。

上映時間10分。モノクロ&カラー作品。
マケドニア語(日本語字幕付き)

主演:アンドリアーナ・ツベトコビッチ
撮影・編集・脚本・監督:Naoki Fujimoto