STUDIO F+のPhoto Blog

デジタル映像スタジオSTUDIO F+の写真専門ブログです

【Netflix】ジャニー&メリー 欲望の帝国

今回

STUDIO F+が久しぶりに手がけることになった

自主映画製作ですが、企画から撮影、編集までを合わせると

3年ちかくも時間がかかってしまいました・・

 

前回のブログでは、BGMとドッキングして終わりだと

書いたのですが

 

音声のファイナルMAともいうべき、最後の調整に入った途端

再び音との闘いになってしまいました・・・

 

しかしながら

Logic Proも使い慣れてきたうえ

ブラックマジック社のダビンチリゾルブ18 STUDIOの

Fairlightという音専門の編集パートの使い方をほぼ

マスターしたので

 

 

自主映画完成のゴールは見えてきました

9月完成ではなく10月です

 

AppleのFinal Cut Pro(X)という編集ソフトや

Adobeのプレミアプロというソフト1本だけで

製作が完結する映画だったなら

おそらく約3ヶ月で完成していたと思います

 

しかし

今回はLogic Pro、ダビンチリゾルブ、Final Cut Pro

に加えて他の複数のソフトを駆使しているため

時間がかかってしまいました・・・

 

特に難航を極めたのが「音」の編集でした

映像編集やカラコレは以前にやったことがあるので

スムーズだったのですが

 

「音」だけは門外漢

何がそんなに難しいのか?というと

「音」の基準がよくわからなかったという点

 

テレビ番組やNHKでの動画編集などは

「音」はすべて専門のMA担当がおり

音のデーターを丸投げでOKだったのです

 

ですが

今回の自主映画は自力でMAに挑戦しており

ラウドネスとは何?からはじまり

EQとは?コンポレッサーとは?

疑問だらけの「音」の世界に突入していったことが

製作が遅れに遅れた理由の一つにありました

 

これら全ての「音」のMAを独学で学び

さらにはソフトの使い方までマスターするために

とてつもない時間がかかったのです

 

当初の映画完成は今年の2月ごろだったので

出演していただいた役者さんからすると

完成しないのではないか?と思ったのでは

 

なぜ私が今回の自主映画で「音」にこだわったのか?

というと

 

映画は「音」で変わることを知っているからです

「音」が安っぽい映画は、どんなにいい映像でも

安っぽく見えます

 

逆に「音」が良ければ、どんなにつまらない映画でも

それなりに見えてくるのです

 

これは地元の大分で映写技師として働いていた時に

身につけた感覚です

 

映写技師は決められた音量で映画を上映するのですが

ごく稀に、例えばスピルバーグ監督の「プライベートライアン

といった戦争映画の上映の時は、1.5倍マシの音量で

映画を上映したことがあります

 

映画の音をチェックするため映写技師は上映中の

館内に入って音と映像を確認するのですが

プライベートライアン」や「タイタニック

スターウォーズ EP1」「アルマゲドン」といった

映像と音が凄まじいシーンがある映画では

明らかに通常のボリュームよりは大きめの方が

迫力がまったく違いました

 

キューブリック監督の遺作となった

「アイズワイドシャット」だけは特殊な作品で

映画会社から音量の指定付きだったように覚えています

 

反対に邦画の上映となると「音」や「音質」など

いわゆるドルビー対応やTHX対応、DTS対応のものは

少なかったよう記憶しており

 

実写映画の邦画を上映している映画館で上映をして

館内に音チェックで入ると

ビックリするくらい音が前方のスピーカーからし

出ていないことに気がつくことがありました

 

そのくらい

当時公開された日本映画の実写映画は

洋画に比べてしずか〜な感じでした

 

ただ

日本映画でもアニメ映画は音に力を入れていたと

思います、例えばジブリの「もののけ姫」など

 

そんなこんなで

今回の自主映画は「音」だけは基準をクリアにしたい

そう思って最後の最後まで粘って製作を続けております

 

さて

今回の映画完成後、次回作は?と聞かれるのですが

今のところ正式に決まったものはなく

漠然としたアイデアしかありません

 

まずは

いま製作中の自主映画を完成させることに専念しています

 

STUDIO F+

(STUDIO F+の新作自主映画のロケ場所)

 

かなりの余談ですが

ジャニー喜多川氏による性加害問題が

BBCや国連の影響もあり日本でようやく社会問題として

取り上げられつつありますね

 

私のブログでもBBCのドキュメンタリーを掲載した記事が

ありますが

 

 

 

連日、報道される「ジャニーズ」問題を見るにつけ

文春の元編集者が書いたネットの記事に

「恐縮です」ではじまるあの有名な芸能リポーター

梨元氏の記事を目にしました

 

 

diamond.jp

 

この記事を読んでふと思ったのですが

もし私がお金と実力のある映画プロデューサーなら

このジャニー喜多川氏の性加害問題を

Netflixにテレビシリーズとして売り込むなぁと

 

村西とおる監督の生き様を描いた「全裸監督」以上の

規模とスケールで、喜多川氏の過去から最後まで

そして

現在のジュリー氏に至るまでの長きにわたる

日本の芸能界とマスコミの闇を徹底的に

ブラックユーモアとドキュメンタリータッチで描く

海外へ向けたNetflixシリーズとして製作を

してみたいと

 

タイトルは

「Johnny & Mary The Empire of Desire :

ジャニー & メリー 欲望の帝国」として

シーズン5まで製作をするもので

 

その内容はズバリそのままで

いかにして彼らは芸能界のトップののし上がり

未成年の少年たちを搾取、性虐待し、

日本のマスコミはその問題を無視してきたかという

「超」問題作です

 

BBCのおかげで世界中に喜多川氏の犯罪が

#Me Too運動と連動して動いているなか

この日本の問題が映像化されたら

一体どのようなインパクトを世界に与えるか?

 

当然、性被害を受けた方が沢山いらっしゃる

現状を考えると映画化やテレビドラマ化は

不可能かもしれません

 

しかしながら

この「ジャニーズ」の問題は「マスコミの沈黙」とも

言わしめた日本社会の闇がそこにあるわけで

日本人監督や日本の製作会社が制作しなくても

 

もしかしたら

海外などですでに映像化される可能性があるのかも

しれません

 

韓国で製作中の話題作「イカゲーム2」よりも

「Johnny & Mary」の方が制作する価値が

あるのでは?と真剣に考えたりしています

 

あくまでジャニー喜多川氏から性被害を受けた方の

人権と名誉を守る内容でないと

そもそもダメではありますが

 

さて

超低予算の自主映画製作だけでヒイヒイ言っている

私ごときの夢想はおいといて

10月までの自主映画完成に向けてラストスパートをかけます!!

 

もしこのブログを見てApple Final Cut Pro(X)の

使い方を覚えたいという方がいれば

基本からの使い方の動画をSTUDIO F+の

YouTubeチャンネルにてアップする予定です

 

 

最後に
ロシアの独裁者プーチンおよびプーチン支持者に厳罰を!
ウクライナに平和を!

 

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