気がつけばもう8月
現在も製作が進行中の
自主映画の撮影がクランクアップしたのが
昨年の8月だったので
自主映画の編集作業にほぼ1年間
かかってしまいました
仮編集作業に3ヶ月
音のMA作業に3ヶ月
ダビンチリゾルブでのカラコレに3ヶ月
最後のCGと最終MAに3ヶ月
と
そして
7月31日に本編の映像が完成し
現在はCG作成と音の最終MAの真っ最中
使用している編集ソフトは
AppleのFinal Cut Pro X
(現在はFinal Cut Proの名称になってます)
ブラックマジックデザインの
ダビンチリゾルブ 18 STUDIO
Adobeのプレミアプロも持ってはいますが
別の編集の仕事に主に使用しており
今回の自主映画には使用していません
AppleのFinal Cut Pro Xは
映像業界で多くの人が使用していた
Final Cut Pro 7から大幅に仕様が変更され
「iMove Pro」などと揶揄された
発売日当初から私は使用を続けている
映像編集ソフトです
以前、何かで人気YouTuberのHIKAKIN氏が
Final Cut Pro Xを使って動画を編集している
様子を見たことがありますが
毎月、毎年使用する分だけお金がかかるのに対し
FCPX(FCP)は買い切りのソフト
その後のアップデートも無料で
私にとってFCPXは直感的にかつ
スピーディーに編集ができる
とても便利な編集ソフトだと思っています
千葉テレビのビジネス番組
「ビジネスフラッシュ」のディレクターの
仕事をしていた時もFCPXでずっと編集をして
音だけはファイルで書き出しをしたものを
音響さんに渡してMAをしてもらってました
長年、私のようなFCPX(FCP)ユーザーからすると
FCPX(FCP)のいまだ解決されていない問題点が
1つだけあります
それは音の問題です
多くのスタジオではAvidのPro Toolsという
音響専門の編集ソフトを使用しているため
このPro Toolsに対応したOMFやAAFファイルを
書き出して、MAなどをお願いする必要があります
しかし
FCPX(FCP)はサードパーティ製の別売りのソフトを
使用しないとPro Tools対応のOMFやAAFファイルを
書き出せないという問題がありました
さらに
FCPX(FCP)ではモノラル音源の書き出しができません
デュアルモノやステレオの書き出しは可能です
また
以前のブログにも書きましたが
FCPX(FCP)は24bit対応なため
32bit float音源は読み込みはできても
書き出しは24bitのみ
32bit float音源を使用する際は
別のソフトを使用するなどの対応が
必要になります
その点
ブラックマジックデザインの
ダビンチリゾルブ18 STUDIO は
FCPX(FCP)ではひと手間かかる部分を
大幅にカバーできる万能な編集ソフトに
なりつつあります
私が初めてダビンチリゾルブを触って以来
カラーコレクション専門のソフトだったものが
ダビンチリゾルブひとつで音、エフェクト
カラコレ、最終書き出しまで全て出来てしまう上
それが無料で使用できるという
恐るべき映像編集ソフトに仕上がっています
しかも
サブスクが嫌いな私にとって
有料版のSTUDIO はソフト買い切りで
購入が可能です
AppleのFinal Cut Pro Xユーザーの
私ですらダビンチリゾルブは
手放せない編集ソフトになっています
ただし
FCPX(FCP)がダビンチリゾルブよりも
優れている点は何点かありまして
マルチカム編集をする際に音声で同期をする場合
ダビンチリゾルブよりもFCPX(FCP)の方が
より正確に同期することができています
各ソフトの一長一短はあるものの
今回の自主映画製作では2つの映像編集ソフトと
5つの音響編集ソフトを駆使して製作をしているため
1年ものの長きに渡った製作期間を要してしまいました
さて
自主映画完成まであと少し
35度以上の異常気象が続く猛暑と戦いながら
頑張っていきます
最後に
ロシアの独裁者プーチン
およびロシアのプーチン支持者に厳罰を!
ウクライナに平和を!
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