映画評「スーパー8」
スピルバーグとJJエイブラムス監督がタッグを組んだSF映画「スーパー8」を観てきました。
個人的にはイマイチな映画でした。
あれだけ予告編で謎めいた事をしたわりには、宇宙人(モンスター?)と人間の遭遇を子供目線で描いた、どうってことのないSF映画だったのが残念。
「グーニーズ」と「E.T.」と「スタンドバイミー」を混ぜた映画とは聞いてましたが、納得です。
ただし、JJエイブラムス監督はスピルバーグほど、子供を使っての演出が上手くないようで、最初から映画にのれずに終わってしまいました。。
これを考えると、スピルバーグ監督はやはりスゴイ演出家なんだなぁと思います。「未知との遭遇」には、太刀打ちできませんね。
今回の「スーパー8」は70年代後半が時代設定されており、全体的な雰囲気もフィルムらいくなんです。
SF映画独特のサスペンスが完全に欠けているため、ハラハラ、ドキドキしない。感動はあると言えばある。しかし、物足りない。そんな映画でした。
ラストまで目の離せない展開が欲しかったですね。