携帯写真館『パタパタ時計』
昨日は、新宿で撮影用の「パタパタ時計」を探したのに、見つからなかった話をしました。
あの味わいのあるアナログ感満載で、かつデザインがおしゃれな「パタパタ時計」。
よくよくネットで検索したら、「パタパタ時計」こと「Flip Clock」は、以前は日本のメーカーも作っていた。
しかし、デジタル化が進み、さまざまな理由から国内メーカーは製造をやめてしまい、今では香港の老舗メーカー、TWEMCO(トゥエンコ)社ぐらいしか「パタパタ時計」を作っていないようでした。
日本にもTWEMCO社の通販があったのですが、だいたい一万円以上する価格に断念。。。
諦めきれない私はiPhoneのアプリに「Flip Clock」(115円)があるのを発見。
それを購入したものの、撮影用には少しサイズが小さいなと感じていました。
悩み続けた結果、自分で作る事にしました。
どうやって?
それは、掲載した写真を見て頂いたとおり、なんとか考えて自己流の「パタパタ時計」を完成させる事ができました!!
思い返せば、私が「パタパタ時計」にこだわったのは、単にデザインがいいからではありませんでした。
私の祖母(現在102歳)が、自分の部屋に持っていたのを思い出したからなんです。
ジーッと音をたて、いきなりパタッとパネルが変わる音がした、祖母の「パタパタ時計」。
時刻が変わる瞬間が、目で観てわかる不思議さが印象に残っていたのです。
今回の新作ショートフィルムでも、主人公のヒロインが、仕事に追われていると言うシーンがあり、時間経過の演出が非常に重要になってきます。
脚本を書きながら、真っ先に頭に浮かんだのが、あの祖母の「パタパタ時計」でした。
ちなみに、人気キャラの「リラックマのパタパタ時計」なるものを見つけたのですが、現在完売中だそうです。。笑