先日、日テレの深夜に放送しているニュース番組「ZERO」に、日本人宇宙飛行士の若田さんが出演していました。
日本人で初めて約四ヶ月間、宇宙ステーションに滞在したのが、若田さんでした。
その若田さんが、意外なコメントを言っていたのが印象に残りました。
「いずれ、地球も消滅してしまう時を向かえます。その時、人類にとって宇宙はかけがえのない場所になるはずです」と。
若田さんの言葉を聞いて、あらためて地球も生命の一つだと言う事を考えさせられました。
当たり前と言えばそれまでですが、いずれは地球もその生命活動を終えてしまう日がくる。
SF映画のテーマのような壮大なものを感じました。
地球が滅ぶ前に、人類は「ガンダム」のようなスペースコロニーを作るか、ピクサーの映画「ウォーリー」のように、脱出用の宇宙船を作らなければ間に合いません。
ふと、もし、地球が滅ぶのを体験する人類として、自分が存在したらどうなるのか?を考えました。
パニックでしょうねーきっと。
ただ、生き残った人類はどこに行くのか?
謎です。
それこそ、映画「ウォーリー」みたく、歩けない人類になるのかもしれません。
私が最初に「サイレントプラネット」を構想したのは、人類が自らの手で地球を破壊してしまったらどうなるのか?というテーマからでした。
本格的な宇宙時代を向かえつつある人類。
映画「スタートレック」のオープニングの有名な台詞にあるように、「宇宙。それは人類にとって最後のフロンティアである」と、当たり前に語る日が近いのかもしれません。