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魅力ある悪役ベスト3(アメリカ編)

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セオドア“ティーバッグ”バッグウェル(声:若本 規夫) 俳優ロバート・ネッパー Robert Knepper

 
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ジョーカー (映画 ダークナイト) 俳優ヒース・アンドリュー・レジャー Heath Andrew Ledger

 
TVシリーズ、「プリズン・ブレイク」のワル「ティーバッグ」の事を書いていたら、個人的に
お気に入りの悪役たちについて書きたくなりました。
 
これまで数々の映画、テレビドラマを見てきましたが、正義の味方ではなく悪役にも魅力ある
キャラクターが沢山いることに気がつきました。その中で、ベスト3をあげるとしたら
私は間違いなくナンバーワンに「ティーバッグ」を挙げます。ついで映画スターウォーズ
ダースベーダー」、そして映画ダークナイトの「ジョーカー」です。
 
なぜ人は悪に魅せられるのか?
それは恐らく、人間の心の中に善と悪の両方があり、人は生きている間に善の行為も行い、
悪の行為も行うという生き物だからだと思います。
 
当然、自分の中の悪と闘い、善行を行う事が人間として生きていく上で重要なことであるとの
認識が前提になりますが、それでも「悪」には人を惑わせるほどの魅力があるのは事実だと思います。
 
プリズン・ブレイクの「ティーバッグ」の生き方を見ていくと、「人はなかなか変わることが
できない」という難しいテーマが描かれている事に気がつきます。
 
スターウォーズダースベーダーは、自分の力を過信するあまりシスというダークサイドに堕ちます。
最後には自分の息子ルーク・スカイウォーカーによって、自分の中の善に目覚めて死んでいきますが、
コントロール出来なくなった悪のパワーがもたらしたものは、多くの犠牲と破壊でした。
 
そして、ダークナイトの「ジョーカー」。この「ジョーカー」こそ、一番の問題児だと思います。
「人間なんて信じるにたりない生き物であり、己のためなら人を裏切ることをためらわない生き物」
であるという信条を掲げて、悪道を突き進みます。しかも、性質の悪いことにジョーカーは自らの
「死」を恐れません。
 
悪が際立つという事は、それにも増して善が勝らなければならないという事になると思います。
悪が蔓延る世の中だからこそ、悪の本質を捉えて善とは何かについて考えなくてはならない時代だと
感じます。