ついに！手にする事ができました。
伝説の漫画「新宝島」！！
と言っても、2009年の復刻版ですが。
編集作業の合間に、Amazonで2000円で購入しました。
藤子A不二雄先生の「まんが道」を読んで以来、
ずーっと読みたかった漫画でした。
なぜ、「新宝島」が伝説的な漫画かと言えば、
後に有名になった漫画家たちに絶大な影響を与えた
漫画であり、キング・オブ・マンガ手塚治虫先生の
出世作でもあるからなのです。
藤子A＆F不二雄先生を始め、石ノ森章太郎先生
などは、この漫画に出会い漫画家を志したと
あります。
後年、自作をリライトする事で有名な手塚先生は
酒井七馬氏との「新宝島」に納得がいかず、
漫画全集にはリライト版を載せたほどでした。
なぜ、手塚先生が酒井氏との「新宝島」に納得
されてなかったかは、研究者が様々な見地で論じて
ますので、ここでは書きません。
それでも、復刻版「新宝島」を手にする価値はある
と思っています。
なぜなら、これまでなかなか入手できなかった
漫画であり、たとえ古本屋にあっても、数万円から
数十万円もし、買う事はまず無理でした。
今回の復刻にあたり、漫画家の浦沢直樹氏をはじめ
有名漫画家が「新宝島」について書いたブック
レットがついており、発売された当時、いかに
新宝島が熱狂的かつ衝撃的な漫画であったかに
ついて書かれています。
映像編集作業の手を休ませながら、ゆっくり新宝島
を読んでいきたいと思います。
