大学生だった時の話です。大学祭のイベントに、「宇宙人」という講演がありました。
講演するのは、ある大学教授。その教授は国連で働いていたエリートでした。
その教授が講演で語った話とは、すでに国連の内部資料に「宇宙人は実在する」というものがあるという話。
しかも、その資料には「宇宙人」の具体的な容姿まで記されてあるそうで、「宇宙人」とは「金星人」の事を指すのだとか。
講演会場には人はまばらで、一番前に座っていたのは、同じ学科の教授。
私の友人は「宇宙人」話が大好きだったので、なかば友人に引っ張られて、私は嫌々この講演に参加したのでした。
友人は真剣そのもので、かなり真面目に聞いていました。
はたして、その教授が語った「金星人」の真相とはー
教授いわく、金星人の容姿は、髪はブロンドで、目がブルーなのだそうだ。
肌色までは忘れましたが、話を聞き進めていくうちに、あれ?それでは金星人って、ブロンドヘアーの西洋人の事では・・
教授も意味ありげに話します。
すでに地球上で金星人は生活している、と講演が終わったのでした。
教授が去ると、一番前に座っていた別の教授がわざと「ああー、○○教授もたいした事ないなぁー」と大声で言ったのでした。
そのくらい、教授の講演はあっけらかんとした内容。
まさか、一部の西洋人が金星人だったとは!!
私は信じませんでした。
しかしー友人は真顔で、そういえば、一部の金持ちで権力を持った白人は金星人かもな、と言うではありませんか。
すでに地球は金星人の支配下に置かれている?!
うーん。。
ま、ブロンド美女の一人や二人、お友達になりたいなぁ~と、私は思ったのでした。