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HBOドラマ SIX FEET UNDER(シックスフィートアンダー)

気がつけばもう10月ですね

 


本日より消費税が10%になり

何を買うのにも税金がいくらかかるのか?

普段はあまり気にしないつもりでも

これは高いのかな?それとも

以前と変わらないのかな?と


つい比較してしまいます

 


9月は大型台風の到来があったり

10月も台風がやって来ており


これも地球温暖化が原因なのか?と

考えてしまいます

 


さて、映像の仕事の話はまたの機会に

書くとしまして

 


今回は最近ずーっとハマって見ていた

海外ドラマの話題を書きます

 


最近といっても、オリジナルの放映日は

今から18年も前のもので

 


2001年~2005年の5年間にわたり

アメリカのHBOにて放送されたテレビシリーズ

SIX FEET UNDER(シックス・フィート・アンダー)

というドラマです

 

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過去に私がアメリカに住んでいた頃に

HBOにて放送されていたもので

タイトルは聞いたことがあるという感じでした

 


アメリカのケーブルテレビは基本有料なんですが

HBOは別料金が必要なため、自宅には導入せず

未見のままでした

 


HBOといえば

The Sopranosというドラマもありました

 


日本のタイトルは

ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」で


本国アメリカでは

1999年から2007年にかけて全6シリーズ86話が


放送された大ヒットしたドラマです

 


このドラマもアメリカにいた頃


かなり話題になっており

エミー賞などを独占したほどでした

 

 

そのHBOが手がけたドラマなら

面白くないわけないだろうと思い

今回ようやくアマゾンプライムで鑑賞することに

 

 SIX FEET UNDER(シックス・フィート・アンダー)は

 

アメリカのL.A.の郊外、パサディナにある葬儀屋

「フィッシャー・アンド・サンズ」(Fisher and Sons)

を営むフィッシャー家を舞台に繰り広げられるドラマです

 
製作総指揮・脚本は映画「アメリカン・ビューティー」で

アカデミー脚本賞を受賞したアラン・ボールが手がけています

 
そもそもSIX FEET UNDERとは

北米で土葬を行う際に棺桶を地上から

6フィート(182cm)の深さに埋めるという慣例を


ベースにしてつけられたタイトルのようで


葬儀屋を舞台に毎回冒頭に誰かが死んで

物語が始まるという、これまでにない構成

 
決してファミリー向けドラマではなく

人間の根本的な課題である「生」と「死」

そして「人生」がテーマの深い物語が描かれていきます

 

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(主な登場人物)

ネイト・フィッシャー フィッシャー家の長男

(ピーター・クラウス)

 
デイヴィッド・フィッシャー 次男でありゲイ

マイケル・C・ホール

 
クレア・フィッシャー 末っ子

(ローレン・アンブローズ)

 

ルース・フィッシャー 母

フランセス・コンロイ

 
ナサエル・フィッシャー 父

リチャード・ジェンキンス

 

フェデリコ・ディアス 凄腕の遺体修復師

(フレディ・ロドリゲス)

 

ブレンダ・チェノウィス ネイトの恋人

(レイチェル・グリフィス)

 

キース・チャールズ  デイヴィッドの恋人

(マシュー・セント・パトリック)

 

製作総指揮、脚本を手がけたアラン・ボール自身が

ゲイであることもあり、ゲイカップルの日常が

かなりリアルに描かれているのも特徴的で

 
今から18年も前にアメリカでは

こんな凄いドラマを制作しているとは

やはりレベルが違うのでしょうか

 
日本のドラマでも面白いものはありますが

やはり演出や脚本の差が大きいのかなと

感じます

 
私が観たお気に入りの物語は以下になります


シーズン1

13話 人生(原題:Knock, Knock 監督:アラン・ボール)

 
シーズン2

13話 最期(原題:The Last Time 監督:アラン・ボール)

 
シーズン3

1話 真円(原題:Perfect Circles 監督:ロドリゴ・ガルシア

10話 離別(原題:Everyone Leaves 監督:Dan Minahan)

11話 失踪(原題:Death Works Overtime 監督:ダン・アティアス)

 
シーズン4

5話 恐怖(原題:That’s My Dog 監督:アラン・プール)

6話 開眼(原題:Grinding the Corn 監督:Alan Caso)

12話 無題(原題:Untitled 監督:アラン・ボール)

 
シーズン5

1話 純白(原題:A Coat of White Primer 監督:ロドリゴ・ガルシア

6話 峡谷(原題:The Rainbow of Her Reasons 監督:Mary Harron)

8話 模索(原題:Singing for Our Lives 監督:Matt Shakman)

9話 境界(原題:Ecotone 監督:Dan Minahan)

12話 未来(原題:Everyone’s Waiting 監督:アラン・ボール)

 
やはりというか

この物語、キャラクターを生み出したアラン・ボールが

手がけた回は面白かったですね

アラン・ボールが演出した回は、キャラクターへの愛情が

観ていてものすごく伝わるんです

 
対照的に、シーズン4の6話「開眼」を演出した

Alan Casoの回はとても面白くなかったんです

 

 印象に残ったのでリストには入れてますが

Alan Casoという人物は元々は撮影監督のようで


ドラマの演出はそれほど得意ではない感じがしました

アラン・ボールが演出した回と比較しても

キャラクターが浮き足立っていて

ドラマの構成もギクシャクしていました


しかし、Alan Casoの手がけた回は

エミー賞にノミネートされているので

どうしたものか?と疑っていますが


シーズン5まである長いドラマではありますが

ラストの第12話「未来」を見るにつけ


人間の人生の終わり方について考えずには

いられなくなるほど強烈な印象を残して終わっていきます

 

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オススメのHBOドラマのうちの1本です

ぜひ!


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