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アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル (2017年)

2019年も残すところあと少し

 

前回、今年の映像製作を振り返ったので

今回は2019年に観た映画、海外ドラマをおさらいします

 

なんと言っても、今年観た映画でナンバーワンは

I, Tonya(2017年)

です!

 

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(画像はItonya.com公式ページより)

 

2018年日本劇場公開作品で、日本版タイトルは

「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル 」

 

1994年のナンシー・ケリガン襲撃事件を題材に

フィギュアスケータートーニャ・ハーディング

半生を描いた映画で

 

監督は「ラースと、その彼女」Lars and the Real Girl (2007年)

を手がけたオーストラリア生まれのアメリカ、

ニューヨーク育ちのクレイグ・ガレスピー

 

トーニャ・ハーディングを演じるのは、

オーストラリア出身の女優マーゴット・ロビー

タランティーノ監督の「Once Upon a Time in Hollywood」で

あのシャロン・テートを演じた女優

 

元ターニャの夫、ジェフ・ギルーリーを演じるのは

ルーマニア出身のアメリカ育ちの役者、

セバスチャン・スタンキャプテンアメリカなどに出演)

 

ジェフの元友人であり、元ターニャのボディガードだった

ショーン・エッカートを演じたのは、

アメリカのコメディアン、ポール・ウォルター・ハウザー

 

この映画は第90回アカデミー賞では主演女優賞、編集賞などで

ノミネートを受け、トーニャ・ハーディングの母

ラヴォナ・ハーディングを演じた

アリソン・ジャネイ助演女優賞を受賞

 

日本公開は2018年なので1年前の映画なんですが

とても面白かった!

 

劇場まで観にいく予定だったんですが

残念ながら見逃してしまいまして

Amazonプライム・ビデオで鑑賞しました

 

最近観た映画や海外ドラマの中でも

一番映画としてよく出来た作品だなぁと思います

 

ドラマの展開、テンポが良く、

登場人物がいきいきしているのが

とにかく素晴らしい

 

特にトーニャの母を演じた

アリソン・ジャネイはスゴイのひとこと

役者って存在感が不可欠なんですね

 

ヘビのような鋭い目つきでコーチを睨む

アリソンのお芝居は寒気がするほどで

いわゆる毒母、スパルタな母親を

見事に演じきっています

 

ちなみに、アリソン・ジャネイ

わずか8日間の撮影だったそうで、

8日間のお芝居でアカデミー賞助演女優賞

勝ち取ったという

 

トーニャ・ハーディング

(Tonya Maxine Harding)は

トリプルアクセルを飛んだ

史上2人目のスケーター

(世界で最初に成功させたのは

日本の伊藤みどり選手)

 

男運が悪かったのか?それとも

育った家庭環境が悪かったのか?

フィギュアスケートの歴史に

悪い意味で名前を残してしまった

トーニャ・ハーディング

 

私が一番胸が熱くなったのは

ラスト近くの

スケート人生を断たれたトーニャが

女性ボクサーとしてリングに

上がっていくシーン

 

スローな映像にかぶせるようにして

ドリス・ディ(Doris Day)の歌

Dream A Little Dream of Me

(私の小さな夢を夢見て)

が流れるのですが

とても素晴らしい!

 

このワンシーンだけで

スケーターとして輝いていた過去のトーニャと

今を必死に生き抜こうとする姿を重ねつつ

トーニャ・ハーディングの生き様を

見事に描ききっていると思いました

 

女優マーゴット・ロビーによる

魂の込められた熱演も必見です!

 

ぜひ!一度ご覧ください

 

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(画像はItonya.com公式ページより)

 

 

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