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(自主映画) STUDIO F+の最新作編集中


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すでに9月なりまして
STUDIO F+ (スタジオエフプラス)
自主映画の編集を進めています
完成にはまだまだ時間がかかりそうです
 
話題を変えて
漫画ワンピースの映画「FILM RED」が
興行収益100億円を越えたそう
 
ワンピースをまったく知らないので
どうでもいい話なんですが
 
最近の日本の劇場アニメ作品は
劇中の楽曲を全面に押し出して
宣伝効果を高めつつ
さらに
入場者限定プレゼントを複数回用意して
劇場リピーターを増やす傾向があります
 
鬼滅の刃」しかり
「ワンピース」しかり
です
 
映画興行収入をアップさせるには
人口減少が進んだ日本においては
リピート率をあげるしかなく
 
いかにして
映画館に複数回お客を呼び込むかが
大切なポイントに
 
映画館に行かないともらえない
限定グッズの配布は
客寄せパンダ的な効果があるようで
 
映画自体の面白さでリピート率が
自然に上がるのを待つよりも
限定グッズというモノで釣って
リピート率をあげるというやり方は
即効性はあるのだろうと思います
 
ただし、映画そのものが本当に
面白い映画であるにも関わらず
残念ながらヒットに繋がらない映画も
たくさんあるのも事実で
 
例えば
日芸大学院時代にお世話になった
松本俊夫監督の手掛けた映画
「修羅」という作品
 
松本監督曰く
「まったくお客が入らなかった」
とのこと
 
私はこの映画をDVDで鑑賞したのですが
ビックリするほど暗い内容ながら
とても面白い映画だと思いました
 
 
大ヒットしている映画が
本当に面白い映画ばかりなのかと言えば
決してそうではないことが多いのも事実
 
宣伝にダマされる場合も多く
大勢のお客が見に行っているから
その映画が面白いのか?と言えば
別の話なような気がします
 
ジブリの鈴木プロデューサー曰く
ナウシカの時に東映のプロデューサー
から、これで宮崎さんもおしまいだなと
興行収益が伸び悩んでいたナウシカを見て
言われたことがきっかけで、映画は宣伝力だと
あらためて気がつかされた」という趣旨の
話をしてた記事を読んだことがあります
 
私が中学の時に劇場で見た作品であり
いまでも「未来少年コナン」と
ナウシカ」はベスト宮崎アニメだと
思っています
 
ただ「ナウシカ」にせよ「カリオストロの城
にせよ、宮崎アニメの歴代興行収入の中では
かなり低い作品です
 
つまり
公開当時、お客が入らなかった
ヒットしなかった映画だったのです
 
鈴木プロデューサーは「ナウシカ」の
失敗からプロデューサー業をいちから
学び直したと語ってますが
確かに「ナウシカ」後のジブリ
映画宣伝は大きく変わっていきます
 
コンビニのタイアップから
劇中歌を全面に押し出したイメージ戦略
効果的なTVスポットCMを流す
などなど
ありとあらゆる方法で
お客を映画館に呼び込む仕掛けを作り
稼げる宮崎アニメを鈴木プロデューサーは
作り上げていきます
 
 
ヒットしなければ二度と映画が
作れなくなる映画ビジネスとは
なんとシビアな世界か
 
お笑い芸人になる方が
映画製作者よりもずっと
夢がある世界であるのでは?
と思う時があります
 
さて、再び編集作業に戻ります
 
最後に
ウソばかりついている
ロシアのプーチンプーチン政権に厳罰を!
ウクライナに平和を!
 
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