負のイメージだらけだった、新宿歌舞伎町の街がどのようになったのかと言うと・・・
こんな感じになってました
2008年に日芸の博士後期課程修了作品として製作した「映画館物語2007‐2008」という
ドキュメンタリーで、閉鎖されたコマ劇場前を撮影した記憶があります。
まだ、その当時は、朝方には黒服のお兄さんや朝帰りのキャバ嬢がフラフラしていたという
怪しい雰囲気が残っておりました。
しかし、今ではこの有様です。
親子で見に来れる映画館、しかも東宝の旗艦店になる映画館を歌舞伎町に建てる!という
大目標があったそうです。
松竹が肝いりで新宿ピカデリーをおっ建てたという、日本のメジャー映画会社が
こぞって最新のシネコンを建てた場所が、新宿だったりします。
なぜ?新宿に?
という疑問はあるかと思いますが、歌舞伎町浄化作戦という東京都とタッグを組んだ
大掃除は終わったかのように見えます。
映画好きからすると、どこもかしこも似たようなシネコン、映画館だらけで、
しかも似たようなラインナップ。
映画を映画館で観るという時代は、もはや終わりに近づいているのかもしれない。
そんな気がしています。
STUDIO F+