STUDIO F+のPhoto Blog

デジタル映像スタジオSTUDIO F+の写真専門ブログです

(料理動画)タサン志麻さんの「お米のサラダ」動画

かつて「NHKらいふ」という
公式サイトがありました

船越英一郎さんと美保純さんMCの
NHKお昼の生放送番組「ごごナマ」と
連動したWEBページでした

その数々の料理動画、エクササイズ動画の
編集のお仕事をさせて頂いていたのが2年前

番組終了とともに「らいふ」も閉鎖され
編集を手がけた料理動画も見れなくなっていました

しかし!
NHKどうガレージなどのサイトで
細々と生き長らえているのを偶然発見!

私のブログで紹介していたURLからでは
動画は見ることができませんが
新しいURLからは動画もバッチリ見ることができます!

今回再びご紹介するのは
今やテレビに引っ張りだことなった
伝説の家政婦タサン志麻さんが手がけた
「お米のサラダ」レシピ動画です
(下記のURLをクリックすると動画が再生されます)

タサン志麻さんのお米のサラダ動画

https://www.nhk.or.jp/d-garage-mov/movie/2-1586.html

 

f:id:studiofplus:20210522135352p:plain

タサン志麻さんの「お米のサラダ」

 

もちろん、タサン志麻さんご本人が出演して
料理を作っている動画となります
(動画では手だけのカットになってますが)

元の映像はNHKの関東ローカル番組

「ひるまえホット」のかんたんごはん

というミニコーナーからです


この料理、私も作って見ましたゾ
もちろん動画を見ながら止めて
止めてを繰り返しながらですが(笑)

味はなかなかの洋風ですが
美味しかったですよ
ぜひ!お試しあれ

ちなみに料理動画を編集する際
私が気をつけていたことは
Photoshopを使って全てのテロップを
作っていたのですが

料理それぞれに合わせて
料理名が出るタイトルの色を変え
フォントを変えるだけではなく

動画として見やすいテロップの
サイズになっているか?
見やすい秒数で表示されているか?
分数の表記は分数でしっかりと
表現する

などなど

今やクックパッドを抜いて
料理動画の頂点に立つクラシルなどの
料理動画にはないNHKらしい料理動画の
編集を常に心がけていました

 

専業主婦や料理を当たり前にする人は
料理動画の長さが気になるようで
動画は見ずにレシピを見るだけでOKの
人も多くいるとは思うのですが

 

私のような
料理が得意な方ではない人からすると
クラシル系の料理動画は全く参考にならない

 

アッと言う間に美味しい料理の完成〜
というクラシルの動画は
見た目はコマ撮りアニメのようで
楽しいのですが

 

あんなに簡単に料理が完成するわけがなく

 

料理素人からすると
どこを気をつけないといけないのか?
ポイントは何なのか?
とろみをつけるタイミングは
火を消してからなのか?
などなど

 

私が料理動画編集で特に気をつけていたのは
動画を見てもらうだけではなく
料理をするポイントの表現でした

 

テロップが出てないカットを
少し残しているのはワザとであり
意図して残していたりします

 

ぜひご覧いただけたらと思います

 

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(自主映画)ロケハンその2

今更ではありますが
NHKごごナマが終わっていたんですね

それに伴い
ごごナマと連動していた公式サイト「らいふ」
も閉鎖され

かつて私が動画編集を手がけていた
数々の料理、エクササイズ動画の閲覧が
できなくなっていました

このSTUDIO F+ブログでも
URLを掲載していたのですが
どのURLをたたいても
記事の削除というエラーメッセージが
出てしまいます

しかし!
NHKのサイトを見てみると
NHKどーがレージというサイトに
一部の動画がまだまだ生き延びていました!

NHKどーがレージ公式ページ

https://www.nhk.or.jp/d-garage/genre/life/index.html

 

f:id:studiofplus:20210519124224p:plain

NHKどうガレージ公式サイトより




また料理レシピサイトにも
一部動画が残ってました!

NHK料理レシピ公式サイト

https://www.nhk.or.jp/lifestyle/recipe/?source=8

 

f:id:studiofplus:20210519124339p:plain

NHK料理レシピ公式サイトより




この機会にまたぜひ!
料理動画をご覧くださいね

他のエクササイズ動画などは
どこへ行ってしまったことやら・・・


さて
2021年になってもコロナ感染症の脅威は続き
ワクチン接種頼みとなっている今日

国として予防が完璧だった台湾ですら
国際線パイロットとその家族を通じて
変異株が拡散し、一気に感染者が増加

しぶといウィルス、コロナ

STUDIO F+製作の自主映画も
一時的に撮影をストップしました
出演者、スタッフの健康を考えると
命に関わる病気が蔓延している間は
撮影すべきではないと判断

製作そのものは続けており
製作準備は進めています

これはロケハンの一部です

 

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STUDIO F+ロケハン2021

鉄道マニアではないのですが
なかなかいい場所を見つけました


日本のコロナ対策は失敗だったのか?
それとも
あれだけ緩やかな対策にも関わらず
感染者が他国と比較しても少ないのは
奇跡的な成功だったと言えるのか?

ロックダウンをしたり私権制限をかけるのは
民主的ではないようなコメントをする
ワイドショーのコメンテーターがいますが
果たしてそれは正しいのか?

コロナが完全に薬で治療できるようになった後
NHKなどが検証を進めることでしょうね

私的な意見ではありますが
アメリカ、ニュージーランドなど
民主主義を掲げている国ですら
ロックダウンを行ない、私権制限を行なったのは
国が非常事態だったからだけではなく
どの業種、職種に関わらず
全ての業種に対し一斉業務停止を行う方が
「忖度」なく民主的な方法だったのだろうと

日本だとイベントや演劇はOKだが、
映画館の営業は禁止とか、
酒類を出す夜のお店には厳しいが、
他の業種はOKなど
平等な対策になっていないように思います

民主主義的な対策であるならば
ロックダウンが一番「平等」な
方法なのかもしれません

 

ただし
政府の行き届いた生活保証が
必ずあるという前提にはなりますが

 

A社はダメで、B社はOK
なんてやり方は不平等であり
経済を動かしながら感染症
戦うなんて上手い方法は
最初から無理なんでしょう

 

楽天ソフトバンクの会長から
オリパラ開催中止を求める意見が
出ていますが

 

楽天ソフトバンクはオリンピック公式
スポンサーではないので
なんでも言いたいことが言えるのでしょうね
(ヤフーはソフトバンクの子会社であり
オフィシャルサポーターなので孫正義氏の
発言には肝を冷やしたことでしょう)

 

オフィシャルスポンサー会社のトップが
オリパラ中止を訴えるようになったら
その時こそ、中止の方向に傾くのでは
ないでしょうか

 

2年前を振り返ってみても
まさかオリンピックが延期され
さらに中止を求める世論が半数近くになるなんて
想像をはるかに超えています

世界中のニュースを見ていても
ワクチン接種をいかに早く国民に進めるか
それが国の経済を回復する唯一の方法に
なりつつあります

日本で新薬やワクチンの開発が進めばと
願ってはいますが、はたして?

 

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(自主映画)コロナ感染対策をしながらロケハンを続ける日々の話

コロナ感染症が広まって2年目
昨年来から製作を進めている自主映画も
撮影スケジュールに支障が出てきています

 

イギリス型、インド型など海外から日本へ
入ってくるコロナをどうして食い止めることが
できなかったのか?

 

コロナ感染対策で成功している国は
ニュージーランド、台湾などありますが
日本と共通点が1つだけあります

それは
ニュージーランド、台湾も周りを海に囲まれた
完全な島国だということ

 

日本も周りを海に囲まれた島国で
インドやアメリカなど巨大な大陸が
陸続きでつながっている国とは異なります

なのに日本はコロナを水際で食い止めることが
できなかったのはなぜなのか?

 

おそらく
成田、羽田、関空などの空港での
感染症対策が失敗したからだと考えます

NHKなどがコロナがおさまった後
スペシャルでドキュメンタリーを作りそうですが
間違いなく、日本は初動対策が遅れに遅れ、
ヒトからヒトへ感染する未知なるウィルスへの対応が
法律上、医療体制も含めて失敗したのだと思います

 

今頃ではありますが
インド、パキスタンなどからの入国制限を
日本は開始するようですが
それでは遅すぎます

 

感染症が発生した国からの入国拒否、
入国制限と空港内、または近くに感染症対策センターを作り
本来なら2週間隔離しないと駄目でしょう

 

公共交通機関を使っての移動などもってのほかで
ホテルなどの療養なども、そこまでどうやって
移動するかなど考えると
空港で全てシャットアウトしなければ
意味がありません

 

感染症対策の素人である私ですら
こんな発想を思いつくのに
国のお偉いさん、役人は何を考えているのでしょうか?

 

さてさて
コロナ感染症が拡大を続けているため
スタッフ、出演する役者さんの安全を考え
一旦、撮影スケジュールを停止し
ワクチン接種後に再び再開するよう検討中です

 

それでも製作側としては
できる範囲の準備を進めており
撮影場所のロケハンを車でまわっています

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ロケハン STUDIO F+

 

 

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ロケハン STUDIO F+

前回のブログで
かなり期待していた映画「ノマドランド」
鑑賞してきました

 

お客はたったの5人
映画の内容も期待ハズレで
クロエ・ジャオ監督の演出力の未熟さと
編集力のなさに呆れ果てる結果に

 

つまんない映画でしたね「ノマドランド」

 

なのにアカデミー賞を受賞するという
今のアメリカは一体どうなってるのか?

アメリカ社会の格差、貧困問題の映画かと思いきや
喪失感を抱えたヒロインが路上をさまよう映画でした

 

そんなぁ
ノマド (放浪)はしているが
問題の本質はそこじゃない

期待していた映画が思っていたのと違う
ガッカリ度はかなり大きかったですね

クロエ監督はラッキーな女性ですが
映画の演出力はイマイチですね

 

美しい映像と
こんな映像に必ず流れる悲しいピアノ曲
ありきたりでした

 

原作を読んでショックを受けた
プロデューサー兼主演のフランシス・マクドーマンド
着眼点は素晴らしいものがあるのですが

 

こんな映画の出来栄えで
果たして良かったのでしょうか?
かなり疑問です

 

そんなこんなと
劇場公開映画にケチをつけつつ
自分の低予算自主映画の製作を続ける日々です

皆様も
ワクチン接種までコロナ感染症
気をつけてください

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【映画】ノマドランド Nomadland

コロナの影響で開催が遅れた
アメリカの第93回アカデミー賞授賞式
本日、日本時間の4月26日の午前9時過ぎより
結果が発表されました

3年ぐらい前からか
アメリカのアカデミー賞への
興味がなくなりつつありまして
本年度もノミネート作品など
全くチェックせず

 

そんななか
「ファーゴ」「スリービルボード」の
フランシス・マクドーマンドが製作、主演を
つとめた映画「Nomadland」(ノマドランド)は
唯一、興味があった映画でした

 

フランシス・マクドーマンドの旦那が
私が大好きな映画監督、コーエン兄弟の兄
ジョエル・コーエンということもあり
コーエン兄弟が手がけた、マクドーマンド出演作は
ほとんど観ています

 

ブログを書きつつも
映画「Nomadland」(ノマドランド)は
コロナがおさまったら映画館に観に行こうと
していた1本でして
現時点では、まだ映画は観ていません

 

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ノマドランド 映画チラシより


ブログを書いている最中に、
「Nomadland」(ノマドランド)を監督した
クロエ・ジャオ監督がアカデミー監督賞を
受賞したとのこと

 

クロエ・ジャオ(Chloé Zhao)監督は
1982年中国生まれの女性監督で
ほぼ、育ちは移住先のアメリカなので
ものの考え方、価値観はすでに
アメリカンなのでしょう

 

そのため、生まれ故郷の中国では
彼女の発言が物議を醸したようで

 

クロエ・ジャオの過去の発言
アメリカの中心に作品のインスピレーションが湧くのは、
私が育った場所では至るところに嘘で溢れていたから」
というコメントが中国側で炎上

 

中国では「ノマドランド」の公開が未定に
なったままだという

 

さて
私が映画「Nomadland」ノマドランドに
興味を持ったのは、監督がクロエ・ジャオだった
からではなく、この映画が描く
現代アメリカの姿に興味があったからなんです

 

この映画の原作となっているのが2017年出版の
アメリカ人ジャーナリストのジェシカ・ブルーダーの
「Nomadland: Surviving America in the Twenty-First Century」
ノマド:漂流する高齢労働者たち)という本

 

この本で描かれているのが
アメリカの経済危機やサブプライムローン問題などで
家も仕事も失い、自家用車で寝泊りをして
仕事を求めて米国内をさまよう高齢者の人々

 

フランシス・マクドーマンドがこの本を読み
衝撃を受けた彼女は、映画化権を購入し
クロエ・ジャオを監督に起用したという
経緯があるようです

 

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ノマドランド 映画チラシ裏面

かつて
私はアメリカで仕事をし、生活をしていたのが
2000年〜2004年頃

 

当時のアメリカはブッシュ政権
2001年9月11日のアメリ同時多発テロが起き
アメリカ国民は誰でも家を持てるようにするという
うたい文句で始まったサブプライムローンなど
今日まで至るアメリカ社会の混乱のきっかけとなる
問題が次から次へと出ていた時代でした

 

アメリカに住む友人からも当時、
ブッシュ政権でやっている政策はいずれ破綻するだろう
だから今はバブル経済のようなものなのだと
言われたことがあります

 

その後の結末が
今回の映画「ノマドランド」で描かれる
漂流する高齢者たちへと繋がっているという

 

かつて
世界中の人々が憧れた(少し言い過ぎですが)
夢のような国、アメリ

 

しかし
実際のアメリカ社会の現状は
貧富の差が縮まらない
とてもつもない格差が広がった
悪夢のような国になってしまった

 

資本主義経済が悪いのか?
アメリカ式民主主義の弊害か?

アメリカに住む人々ですら
どれが正しい答えなのか
わかっていない

 

それ故に
トランプ氏もバイデン大統領も
「再びアメリカを偉大な国に!」と
言い続けているのでしょう

 

アメリカを再び「偉大な国」に
という言葉の裏には
アメリカ中心に再び世界経済を回し
アメリカ国民だけを再び裕福にする!
という偏った考え方があるようにもみえます

 

アメリカの後を必死に追いかけていた日本も
映画「万引き家族」で描かれているように
(この映画はかなり極端な例えではありますが)
貧富の差と貧困に苦しみ始めており
日本でも餓死で人が死んでいくという
厳しい現実があります

 

コロナ感染症が蔓延し
人々の暮らしが立ち行かなくなりつつある中
この映画「Nomadland」(ノマドランド)は
非常に重要なテーマを描いていると感じます

 

映画を鑑賞後、またブログに感想を書こうと思います

 

余談ですが
日本語英語になっている「ノマド」という言葉
正式な英語の発音を聞くと「ノーマッド

もともと「遊牧民」や「放浪者」という意味の
Nomadを「ノマド」と発音するのはおかしいなぁと
「野窓」?
野外に窓があるのか?
ノマドワーカーって何?
と思っていた次第です

 

緊急事態宣言3回目が出ており
都内の映画館、特にシネコンは閉館しています
ワクチン接種までもう少し我慢をして
まずはコロナ感染症がおさまるのを待って
再び映画館に行きたいと思っています

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【映画評】戦場のメリークリスマス 4K修復版をMOVIX柏の葉で観る

変異ウィルスが関西、関東で蔓延しつつあるなか
再び映画館が閉鎖に追い込まれるかもしれません
人から人へ感染するコロナウィルスなので
人の流れを止める必要はあると思います

そんな中、昨年は映画館が閉館する前にと
大友克洋監督の「AKIRAIMAX版を
劇場に観にいったのですが

今回は人手が少ない映画館を狙って
わざわざ柏の葉まで足を運んで
松竹系シネコンMOVIX柏の葉
大島渚監督の「戦場のメリークリスマス 4K修復版」を
コロナ感染症対策をバッチリして観にいってきました

MOVIX柏の葉の様子はこちら

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MOVIX柏の葉


ららぽーと柏の葉の中にあるシネコンです

MOVIXは亀有は行ったことがあるのですが
柏の葉の方が人手が少なくて綺麗でした

さて、戦場のメリークリスマスはスクリーン4での上映で
箱的には小さなタイプのスクリーンでした

 

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戦場のメリークリスマス 4K修復版パンフレット
戦場のメリークリスマス 4K修復版 パンフレットより)


私が大島渚監督の「戦場のメリークリスマス」を初めて見たのは
中学生の頃

なぜか中学校の体育館で全員集められ、
フィルム上映された「戦メリ」を観たのでした
おそらく、教師たちからすると「平和教育」「反戦
といった教育の観点から映画の上映にこぎつけたのだろうと
今となっては思います

「戦メリ」の公開が1983年5月28日だそうで
私は映画館でリチャード・アッテンボロー監督作の
ガンジー」(Gandhi, 1982年)を観たときに
「戦メリ」の予告編を観たのを覚えています

あの坂本龍一教授の奏でるテーマ曲と共に
坂本龍一デヴィッド・ボウイビートたけし
三人の顔がダーン!と出てくる予告編で
かなり強烈なインパクトでした

それから
中学生で観た「戦メリ」の本編ですが
当時はビートたけしが出演しているというだけで
周りからクスクス笑いが起きるほど
深刻な内容にも関わらず
有名なラストシーンのたけしのアップに
半数の人が大爆笑

当時、映画通の友人から
「オープニングシーンに映るトカゲがNGを出しまくって
撮影は大変だったらしい」とか
YMO坂本龍一のお芝居が下手すぎるから
音楽だけは気合いを入れて作ったらしい」など
映画を観終わった後、解説をしてくれたのですが

中学生当時の私からすると
なぜデヴィッド・ボウイ扮するジャック・セリアズは
ヨノイ大尉(坂本龍一)にキスをしたのかすら
わからぬじまいで
意味不明な映画だなぁと
とても感動できる映画ではありませんでした

それから30年以上が過ぎ
大人になってから観たのが
今回の「4K修復版」でした

フィルム上映とは異なり
デジタル上映版の「戦メリ」は
当時撮影を担当した人の力を借りて
フィルム版に近い画質、色味などを
調整して修復をおこなったらしく
デジタル版ならではのハッキリした
映像に仕上がっていると感じました

そして
中学生当時、理解できなかった
ヨノイ大尉がセリアズ少佐に心を奪われていく
同性愛的な要素も、大人となった今では
なんとなく理解できました

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戦場のメリークリスマス 4K修復版 パンフレットより)


戦場のメリークリスマス 4K修復版パンフレットを読んで
とても参考になるなぁと思ったことを記載してみます

『大島監督はしばしば理想のキャストを
「一に素人、二に歌手、三四がなくて五に映画スタア、
六七八九がなくて十二新劇俳優」と語り、メソッド演技の
巧みさよりも感覚的に弾ける素人や歌手の勢いを重視してきた。
(中略)
『戦メリ』は、この「非職業的俳優」に賭ける
大島監督独自のキャスティング・センスが最も
絢爛たるかたちで結実したものだった。」
(プロダクションノートより抜粋)

確かに
「戦メリ」はミュージシャンの坂本龍一氏、
コメディアンのビートたけし氏、
歌手のデヴィッド・ボウイ氏といった
「非職業的俳優」がメインキャストでした

この大島監督のキャスティングセンスは
とてもマネできるものではありませんが

私が好きな映画であるジョージ・ルーカス
スターウォーズ」初期3部作でも
ほぼメインキャストが無名な役者ばかり

大島監督流のキャスティング術は
三振かホームランかどちらかに転ぶ
リスキーなものだと思いますが
なぜか、私は共感できるものがあります

さて
大人になって初めて劇場で観た
戦場のメリークリスマス 4K修復版」ですが
大島渚監督の持つ独特なヒューマニズムを感じ

ラストシーンのハラ軍曹(ビートたけし)が
ロレンス中佐(トム・コンティ)に向かって叫ぶ
「メリークリスマス!メリークリスマス!
ミスターロレンス」
というセリフに涙が止まりませんでした

ある人は「戦メリ」を戦闘シーンがない異色な戦争映画だと言い
またある人は、ゲイが描かれた同性愛の映画だと言ったりしますが

私が今回、一番見入ったシーンは
ヨノイ大尉が外国人捕虜を全員集めさせて
さらに病人や怪我をしている捕虜全員を
炎天下の広場に集めるシーンで
栄養失調に陥ったり、怪我をした捕虜たちが
ジッとヨノイ大尉を見つめるというもの

まさにこのシーンこそ
大島渚監督のヒューマニズムが出ている
シーンだと思います

坂本龍一教授渾身の音楽に彩られた
戦場のメリークリスマス 4K修復版」
これはぜひ!映画館で観て欲しい1本です

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【スマホ写真館】自主映画製作とコロナ

さて自主映画の撮影が開始になった途端
関西エリアでコロナ感染者数が1000人越え

いや、これは大変です

関西では撮影はないものの
いずれ関東エリアも感染者数の増加傾向の
可能性は大でしょうね

そうなると
撮影スケジュールを確定したものの
役者さん、スタッフの感染対策を
徹底したところで
変異株のコロナ感染症には
太刀打ちができないと思います

そこで
STUDIO F+としては
撮影はクランクインしたものの
関東エリアでコロナ感染者が3日続けて
1,000人以上続いた場合は
撮影を延期する判断をしました

まずは役者さん、スタッフの皆さんの
命が大切なので

ワクチン摂取のスピードも遅いため
コロナに完全に打ち勝つのは
あと2年はかかるのかもしれません

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Photo by STUDIO F+



何年かぶりに
あのエヴァンゲリオンの総監督である
庵野秀明監督が舞台挨拶にたったそうで

その際、庵野監督曰く
シンエヴァ最終章で目指したのは
「アニメと実写のハイブリッド」とのこと
庵野監督らしい発想だと思ったのですが

実はこの発想、12年も前の2009年に
映画「CASSHERN」「GOEMON」などを
手がけた監督、紀里谷和明氏も全く同様なことを
GOEMONのメイキングで話していたのを覚えています

紀里谷監督曰く、
自分が映画で目指しているのは
「実写とアニメの中間、ハイブリッド」
だとのことでした

紀里谷監督作品の人気が「エヴァ」ほどないのは
仕方ないことかもしれませんが

同じような発想をするもんだなぁと
思った次第です


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【スマホ写真館】からふる電球

コロナ感染症を予防しながら

新作短編映画の撮影がスタートします

 

台本を書き、キャストを集め

打ち合わせをZOOMで何度も行い

二年の時間をかけていよいよ

撮影開始です

 


f:id:studiofplus:20210410010510j:image

 

写真はスマホで撮影したものです


LED全盛期の時代に
電球とは
なかなか味があります

 

パナソニックGH6の発売を
首を長くして待っているのですが
フルサイズに力を入れているようで
マイクロフォーサーズ
忘れられつつあるような気が

 

GH6を早く発表してほしい

 

今回の撮影にはカメラ2台を
使用して撮影を行います

 

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